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大会競技説明

体操競技

体操競技は、男子がゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の6種目。女子は跳馬、段違い平行棒、平均台、ゆかの4種目がある。ロンドン五輪ではこれらの種目別に加えて、男子6種目、女子4種目の合計点を競う個人総合と、チーム単位で順位を決める団体が実施される。

難易度

得点はDスコア(演技価値点)とEスコア(実施点)を加算して算出され、それぞれの合計点によって順位が決定する。体操競技の世界では10点満点が長く親しまれてきたが、2006年に上限のない現行の採点方法に改正された。それにともなってF難度、G難度が導入され、難度の高い技を実施する選手が増えている。
技の難しさに応じて得点がつけられるDスコアに上限はなく、種目によっては高難度の技を連続して行うことで「組合せ点」が加算される。ただし、跳馬は一つの技で決まるため、それぞれの技のDスコアがあらかじめ決められている。技の出来栄えを評価するEスコアは10点を満点とし、落下や姿勢の乱れによって減点されていく。
内村は4月に行われた全日本選手権の鉄棒で、D難度の「アドラーひねり(前方浮腰回転ひねり倒立)」からF難度の離れ技「リューキン(伸身のトカチェフ1回ひねり)」につなげる世界初のコンビネーションを披露。これが本番で決まれば金メダルがぐっと近づくだろう。

見どころ

2004年アテネ五輪の団体で金メダルを獲得し、復活を遂げた“体操ニッポン”。前回の北京五輪では、内村航平が団体と個人総合で銀メダルを獲得した。さらに2009年以降の世界選手権では、個人総合で前人未到の3連覇を達成。ロンドン五輪でも表彰台の頂点を視野にとらえている。
ロンドン五輪の体操競技は、男子の予選が7月28日(現地時間)、田中理恵、鶴見虹子が出場する女子の予選は翌29日(同)にスタートする。この予選で上位24人(1カ国・地域2人まで)に入ると個人総合の決勝に、また各種目の上位8人(同)が種目別決勝に進出する。個人総合、種目別ともに予選の得点は決勝に持ち越されない。12カ国が出場する団体の予選は、5人のメンバーのうち4人が演技をして上位3人の総得点で争う5-4-3制を採用。団体の決勝には上位8チームが進み、5人のメンバーのうち3人が演技し、そのすべてがチームとしての得点になる5-3-3制で争われる。
男子団体の決勝は30日の午後4時30分(日本時間の午前0時30分)からはじまり、女子団体の決勝は翌31日の同時刻に行われる。内村と山室光史のW表彰台が期待される男子個人総合の決勝は、8月1日の午後4時30分(現地時間)に幕を開ける。また、男女の種目別は8月5日から3日間にわたって行われる。

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