日本体育大学オリンピックサイトトップへ戻る
  1. ホーム > 
  2. London 2012 Olympic Games

みんなで応援しよう!

  1. London2012ホーム >
  2. 大会競技説明 >
  3. フェンシング

大会競技説明

出場予定選手

フェンシング

フェンシングは武器やルールの違いによって3種目に分けられる。

フルーレ

菅原智恵子が出場するフルーレはもっとも一般的な種目で、長さ110cm以下(剣身90cm以下)、重さ500g以下の細身の剣を使用する。有効面は胴体部分のみで、剣先を用いた突きが得点になる。先に攻撃した選手が攻撃権を得るのが特徴で、2人が同時に突いた場合は攻撃権を持つ選手に得点が入る。防御する側の選手が相手の剣を払うと、攻撃権が入れ替わる。この攻撃権をめぐる技と動作の応酬が、フェンシングの醍醐味とも言われている。

エペ

中野希望が出場するエペは、長さ110cm以下(剣身90cm以下)、重さ770g以下でフルーレよりも一回り大きい剣を使用する。中世ヨーロッパの決闘を起源とすることから、全身が有効面で、つま先から頭まで相手のどこを突いても得点になる。攻撃権はなく、少しでも先に突いたほうの得点になる。2人の突きが同時だった場合は、双方に得点が入る。
突くだけでなく「斬る」ことができるのがサーブルの特徴で、長さ105cm以下(剣身88cm以下)、重さ500g以下の剣には手の甲を覆う大きめのガードがついている。有効面は、両腕と頭部を含む上半身のすべて。フルーレと同様に攻撃権がある。

競技方法

選手は金属の繊維で編んだメタルジャケットを着用しており、相手を突く、斬るという動作があった場合は、電気審判器のランプ点灯によって正確に判定される。
個人戦は3分×3ピリオドで行われ、15点先取で勝敗を決する。3ピリオドが終了した時点で両者とも15点に達していない場合は、得点の多い選手の勝ち。同点のまま時間切れになった場合は、1ポイント先取の延長戦を行う。ただし、先に抽選で優先権が決められ、得点がないまま1分の延長戦が終わった場合は、優先権を持つ選手が勝者となる。
3人の選手と1人のリザーブの計4人でチームを構成する団体戦は、各種目とも8チームによるトーナメント方式で順位を決定する。試合は3分×9ピリオドで行われ、先に45点を取ったチームの勝利。1ピリオドは5点先取で、2ピリオド以降は5の倍数の得点に達した時点で終了する(2ピリオドはどちらかが10点、3ピリオドはどちらかが15点、4ピリオドはどちらかが20点……9ピリオドはどちらかが45点)。

見どころ

菅原が出場するフルーレ個人は現地時間の7月28日、フルーレ団体は8月2日にスタート。ラウンド64(団体はラウンド16)から決勝戦までが1日で行われ、最大で6試合(団体は4試合)を戦う。中野が出場するエペ個人は7月30日にはじまる。

日体大の練習施設紹介

小体育館11
(フェンシング)

東京・世田谷キャンパス
スポーツ棟 3F

ページのトップへ