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大会競技説明

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カヌー
カヌーがオリンピックの正式競技になったのは1936年のベルリン五輪。1972年のミュンヘン五輪からスラローム種目が加わり、日本は1964年の東京五輪以降、不参加となった1980年モスクワ五輪を除くすべての大会に選手を派遣している。主な成績は、1984年のロサンゼルス五輪でカナディアンシングル500mに出場した井上清澄が6位入賞、カナディアンペア500mに出場した和泉博幸・福里修誠が8位入賞を果たした。女子では2008年北京五輪のカヤックシングルに出場した竹下百合子の4位が最高位である。
カヌースプリント
カヌースプリントはカヤックとカナディアンに分けられ、オリンピックでは一艇に乗る人数によってシングル(1人乗り)、ペア(2人乗り)、フォア(4人乗り、カヤックのみ)がある。それぞれ定められた距離(200m、500m、1000m)の静水面で、複数の艇が一斉にスタート。船首がフィニッシュラインを越えた瞬間がゴールの判定となり、その順位が争われる。
カナディアン
阪本直也が出場するカナディアンは、片ひざを立てた状態になり、ブレード(水かき)が一方だけについたパドル(かい)で水をかいて進むのが特徴。北米インディアンが使用していたことから、その名がつけられた。また、両端にブレードがついたダブル・ブレード・パドルを使用するのがカヤックで、アラスカの原住民イヌイットがクジラの骨とアザラシの皮でつくった小さな乗り物が起源と言われている。海上で氷の割れ目をぬいながらアザラシを狩猟するため、小回りの利く乗り物が生み出された。
見どころ
会場はロンドンの西部、ウィンザー城のほど近くに位置するイートン・ドーニー。阪本直也が出場するカナディアンシングル200mの予選は、8月10日の現地時間午前9時51分(日本時間の午後5時51分)にスタート。同日の午前11時16分(現地時間)に準決勝が行われ、決勝は翌11日の午前9時47分(現地時間)からはじまる。