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大会競技説明

競泳

前回の北京五輪で金2個、銅3個のメダルを獲得した日本競泳陣。上野広治監督はロンドン五輪での目標を、金を含むメダル8個、入賞20に設定している。ロンドン五輪で実施されるのは34種目、日本からは男女合わせて27名の選手が出場する。

平泳ぎ

金メダル獲得の期待がもっとも高いのが、アテネ、北京と2大会連続で100m、200m平泳ぎの2種目を制した北島康介だ。平泳ぎのルールは「ひとかきひとけり」が一つのサイクルであり、この順序を無視した連続でのかきやけりは違反となるのが特徴。両腕、両脚は左右対称に動作しなければならず、折返しおよびゴールタッチは両手同時に行うなどのルールがある。また、競技中はサイクルの間に頭の一部を水面上に出さなければならない。

個人メドレー

堀畑裕也、髙橋美帆が出場する個人メドレーで日本人がメダルを獲得したのは、2000年シドニー五輪までさかのぼる。日体大(当時)の田島寧子が400m個人メドレーで銀メダルを獲得。今回のロンドン五輪では、昨年の世界選手権で表彰台に立った堀畑に、メダル獲得の期待が寄せられている。個人メドレーのルールは、バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形の順番で、それぞれの泳法の規則に従って泳がなければいけないこと。一つの泳法は定められた距離の4分の1ずつと決められており、自由形は他の3泳法(バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ)以外で泳がなければいけない。なお、メドレーリレーは背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ、自由形の順番で、個人メドレーとは異なる。

フリーリレー

松本弥生は400m、800mフリーリレーに出場する。近年、自由形の泳法は急速に進化している。これまでは背骨を軸に体を左右に回転させ、水中では体の真下で水をかく、いわゆるS字プルがほとんどだった。しかし現在は、右手で水をかくときは右肩の延長線上に入水し、一直線に水をかくストレートプルが主流。これによって背中を水面と平行に保つことができ、より抵抗の少ない雄大な泳ぎを実現した。

見どころ

前回の北京五輪は水の抵抗を極限まで減らした高速水着が話題になり、これを着用した選手が次々と世界新記録を打ち出した。金メダルを獲得した選手の実に90%以上が、高速水着を着用していたという。しかし、水着の影響があまりに大きいことから、国際水泳連盟(FINA)は規定を改正し、高速水着の使用を禁止。それ以降、国内でも新記録は激減しているが、言い換えるならロンドン五輪では真の実力が試されると言えよう。
各種目の予選は現地時間の午前10時(日本時間の午後6時)から行われ、準決勝と決勝は午後7時30分(日本時間の翌午前3時30分)にスタートする。決勝に残れるのは8名。競泳の中でもっとも早くメダルが決まるのは、堀畑が出場する7月28日の男子400m個人メドレーだ。ここで堀畑が活躍すれば、そのあとに続く日本チーム全体に勢いをもたらすのは間違いない。

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