「平瀬賞」は,この賞を創設した1996年が平瀬作五郎によるイチョウの精子発見の百周年にあたることに因み,平瀬博士の功績を讃えてその名を冠したものである.学会賞規定(抜粋)
イチョウの木には,オスとメスとがある.
1896年,平瀬作五郎博士はイチョウに鞭毛のある精子をみいだした.この大発見は日本の近代科学の草創期における世界的な貢献と評価され,同時にわが国の最初の国際的論文ともみなされている.
(東大・小石川植物園には,平瀬博士が精子を発見したイチョウの木が,今も葉を繁らせている)
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電子顕微鏡の基礎および応用研究ならびに技術の進歩発達に関する功績を顕揚するため、日本電子顕微鏡学会学会賞(瀬藤賞)を設定する。本賞は学会賞として位置づけられ、電子顕微鏡学において相当期間にわたって高い水準の業績を挙げることにより、本学会に貢献した功績の顕著な個人に与えられる賞である。
学会賞(瀬藤賞)規定 第1条 (抜粋) |