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大会競技説明
レスリング
レスリングのスタイルはグレコローマンスタイルとフリースタイルに分けられる。 試合は直径9mの円形マットで行われ、時間は1ピリオド2分で最大3ピリオド。組み合った相手の両肩をマットに押さえつけるとフォールが認められ、そのピリオドの勝者となる。また、時間内にフォールが決まらなかった場合は、ポイントによってピリオドごとの勝者が決まる。
グレコローマンスタイル
相手の腰から下をつかんだり、足を使ったりした攻撃が禁止されているのがグレコローマンスタイル。胸と胸を合わせた高い構えから投げ技や胴へのタックルを狙うのが、一般的な試合の流れだ。
フリースタイル
一方のフリースタイルには、そうした制約がなく全身のどこを攻めてもよい。下半身へのタックルも認められている。
ポイント(得点)
ポイントは技によって1点、2点、3点、5点に分かれており、投げ技が鮮やかに決まれば3点が入る。また、相手の腰をロックして横に1回転するローリングは2点で、6点以上の差がついた時点でテクニカルフォール勝ちとなる。打撃技や関節技、絞め技は禁止。「引き分け」というピリオドはなく、同点のまま終わった場合は、それぞれのスタイルやポイントで定められた規定によって勝者が決まる。最終的に2つのピリオドを先取した選手が、その試合の勝者となる。
階級
リオ五輪のレスリングは、男子グレコローマンが59kg級、66kg級、75kg級、85kg級、98kg級、130kg級の6階級、男子フリースタイルが57kg級、65kg級、74kg級、86kg級、97kg、125級の6階級、女子が48kg級、53kg級、58 kg級、63kg級、69kg級、75kg級の6階級の計18階級で争われる。今回から女子に新たな階級が追加され、2階級増えることになった。日本人女子選手は6階級すべてで出場が決定しており、メダルラッシュへの期待が例年以上に高まっている。
見どころ
古くから日体大関係者を中心にメダルを獲得してきた競技のためメダルが期待される。競技は現地時間の8月14日にはじまり、初日のグレコローマン59kg級に太田忍が出場。8月16日にグレコローマン66kg級の井上智裕、19日にフリー57kg級の樋口黎が登場する。