オリンピックスポーツ文化研究所 研究プロジェクト

研究プロジェクト1
「日体大とオリンピック・パラリンピック」

概要

  • オリンピアン・パラリンピアンの記録

本プロジェクトは、戦後の本学のオリンピアン・パラリンピアンのライフヒストリーを、聞き取り(インタビュー)調査等によって再構成したり、その際、資史料を収集(提供を含む)したりすることによって、次世代の日体ファミリーや日本スポーツ界へと継承していくことを目的としている。

2024年度は、2024年パリパラリンピックに出場した辻沙絵氏と福永凌太氏にインタビューを行い、『オリンピックスポーツ文化研究』第10号で公開した。2025年度は、1984年ロサンゼルスオリンピック(体操)に出場した具志堅幸司氏や2004年アテネ、2008年北京オリンピック(水泳)に出場した中村礼子氏に取材を行い、映像の公開を目指している。

  • オリンピック・パラリンピックを中心とした歴史の構築

本プロジェクトは、創立以来のオリンピックをはじめとした本学の歴史を、歴史学的手法を用いて構築したり、130余年の歴史を物語る資史料を収集(提供を含む)したりすることによって、次世代の日体ファミリーや日本スポーツ界へと継承していくことを目的としている。

2024年度は、戦没オリンピアン・有本彦六氏に関する調査・研究を行い、『オリンピックスポーツ文化研究』第10号で公開した。2025年度は、戦後80年という節目にあたるため、戦没同窓生名簿(第一弾)の作成をスタートした。

  • オリンピック・パラリンピック教育に関する調査・研究

本プロジェクトは、東京2020オリンピック・パラリンピック開催に向けた「オリンピック・パラリンピック教育」の実施状況や成果、その後の取り組み等に関する調査・分析を行うことによって、本学におけるオリパラ教育の方向性を示すことを目的としている。

研究員

福井元石井隆憲門屋貴久清宮孝文佐藤浩松浪登久馬依田充代渡邊瑛人関口雄飛

研究プロジェクト2
「オリンピック・パラリンピックの理念・価値と現代的課題」

概要

本プロジェクトは、オリンピックあるいはパラリンピックという対象を、メディア、ジェンダー、ドーピング、ボランティア、栄養、理念、レガシーという視角を以て、多面的な分析及び考察を行うことを目的としている。

研究員

波多腰克晃安達瑞保亀山有希齋藤雅英関根正美津田博子日比野幹生松瀬学依田充代清宮孝文関口雄飛

研究プロジェクト3
「オリンピックスポーツ文化研究所所蔵品の整理と目録・解題」

概要

本プロジェクトは、研究所が収集してきたオリンピックに関する膨大かつ貴重な資料を整理し、その成果を「日体フェスティバル」等で公開することによって、本学関係者(日体ファミリー)や日本スポーツ界へと広く発信していくことを目的としている。本プロジェクトはプロジェクト1と連動しており、2024年度は、佐々野利彦(1932年ロサンゼルス/体操)、有本彦六氏(1936年ベルリン/体操)、古賀稔彦氏(1992年バルセロナ、1996年アトランタ/柔道)、大束忠司氏(2004年アテネ、2008年北京/バドミントン)、2024年パリオリンピックに関する資史料をご寄贈いただいた。2025年度は、既に、具志堅幸司氏(1984年ロサンゼルス/体操)、中村礼子氏(2004年アテネ、2008年北京/水泳)より資史料をご寄贈いただいており、その公開を目指している。

研究員

関口雄飛福井元松浪登久馬渡邊瑛人