お知らせ 2022.03.31 令和3年度研究活動報告

「オリンピックスポーツ文化研究所雑誌No.6」を発刊しました

「オリンピックスポーツ文化研究所」（英文名：Cultural Research of the Olympics）は日本体育大学オリンピックスポーツ文化研究所が、原則として年1回発行する学術誌です。

オリンピックをはじめとしたスポーツ文化に関する研究、各研究プロジェクトの年次報告を毎号掲載しております。ご興味のある方は、下記リンクより御閲覧ください。

幕別町連携委託事業報告

プロジェクト

幕別町農産物を活用したアスリート向けレシピの開発

研究員

須永美歌子（児童スポーツ教育学部／体育スポーツ科学系・教授）
安達瑞保（児童スポーツ教育学部／体育スポーツ科学系・助教）
関根正美（体育学部／体育スポーツ科学系・教授）
冨田幸祐（オリンピックスポーツ文化研究所・助教）

日程

11月6日（土）～ 11月7日（日）

2021年11月6日～7日に北海道幕別町の委託研究プロジェクトの視察・打ち合わせを行いました。この委託研究では、いくつかのテーマに分かれて進めていますが、幕別町の特産物を使ったアスリートのためのレシピ開発というテーマでは、農業関係の生産現場や施設を訪問して各種の農産物に関する説明を受けました。また、町内のスポーツ施設を視察しながら町役場の方から幕別町のスポーツ実践についての説明を受けました。

6日には須永美歌子教授と安達瑞保助教が幕別町の札内コミュニティプラザで講演を行いました。当日は幕別町の飯田町長、菅野教育長をはじめ多くの方のご参加をいただきました。
幕別町は本学職員でもある高木美帆さんを始め、多くのオリンピック選手を輩出していることもあり、講演内容についての活発な質疑応答もなされました。

子どものスポーツを支える講演会

第一部

女性アスリートの特性を考慮した指導方法（須永美歌子 教授）写真 1

第二部

選手のパフォーマンスを上げる食事管理（安達瑞保 助教）写真 2

プロジェクト

オリンピアンを軸にした持続可能なまちづくりに関する調査研究

研究員

齋藤雅英（スポーツ文化学部／教育福祉系・准教授）
相川聖（体育学部／助教）

外部協力者

岡部康成（帯広畜産大学）
岡部直子（民生委員）

日程

11月5日（金）～11月7日（日）

オリンピアンを軸にした持続可能なまちづくりに関する調査研究のプロジェクトチームは、11月5日（金）から11月7日（日）に本プロジェクト研究に関する視察・打ち合わせを行いました。5日は、幕別町役場にて、幕別町役場の方々と帯広畜産大学の岡部康成先生、民生委員の岡部直子様と打ち合わせを行いました。その後、北海道幕別町の現地スポーツ施設の見学を行い、幕別町のスポーツ振興に関する取り組みについて理解を深めました。6日と7日は、本プロジェクト研究の協力者である帯広畜産大学の岡部康成先生とともに帯広畜産大学にて研究の打ち合わせを実施いたしました。

今回の視察・打ち合わせを通じて、まず、幕別町のスポーツ施設が充実していることが理解でき(写真 3,4)、町民の方々の身近なところにスポーツがあると感じました。オリンピアンの輩出要因を考えるうえで、地域のスポーツ施設は欠かすことはできないと考えられます。拝見させていただいた幕別町の充実したスポーツ施設は、オリンピアンの輩出に寄与するものと思われます。

また、岡部康成先生との打ち合わせによって、本プロジェクト研究の具体的な方向性の決定し、調査・インタビュ一方法やその項目の立案まて行うことができた。今回の打ち合わせて決定した内容を含め、本プロジェクト研究の概要を表1に示します。なお、本プロジェクト研究の実施に至るまでに、さらに検討を重ねていく予定てす。