オリンピックスポーツ文化研究所 お知らせ

お知らせ 2020.03.31 令和1年度研究活動報告

「オリンピックスポーツ文化研究所雑誌No.4」を発刊しました

「オリンピックスポーツ文化研究所」(英文名:Cultural Research of the Olympics)は日本体育大学オリンピックスポーツ文化研究所が、原則として年1回発行する学術誌です。

オリンピックをはじめとしたスポーツ文化に関する研究、各研究プロジェクトの年次報告を毎号掲載しております。ご興味のある方は、下記リンクより御閲覧ください。

JOMクーベルタンフォーラム2020の開催と本学若手研究者による発表

2020年1月27日に公益財団法人日本オリンピック委員会が主催した「JOMクーベルタンフォーラム2020」が開催され、本研究所所長の関根正美教授が第3部の若手研究者発表で座長を務めました。また若手研究者発表では博士後期課程 1 年の時田瞳さんが発表を行いました。

伊原義文氏より長野パラリンピック関連の資料をご寄贈いただきました。

研究プロジェクト「日本におけるオリンピック・パラリンピック招致」にて長野パラリンピック組織委員会事務次長を務めた伊原義文氏を訪問した際に、インタビューと共に長野パラリンピック関連の貴重な資料を寄贈いただきました。

今後はこれらの資料の整理と保存、公開を進めていきます。

長野パラリンピックに関するインタビュー調査

プロジェクト
日本におけるオリンピック・パラリンピック招致
研究員
齋藤雅英(教育福祉系・准教授)
冨田幸祐(オリンピックスポーツ文化研究所・助教・2020-2021年度)
日程
8 月 22 日(木)~8 月 23 日(金)
調査先
長野県飯田市

1998 年長野パラリンピック組織委員会で事務次長を勤めていた伊原義文氏にインタビューを行いました。伊原氏は長野パラリンピックの招致決定から組織委員会の解散までの間、その業務に従事し、長野パラリンピック開催に尽力されました。

セミナー「スポーツの祭典の継承 ―オリンピック・パラリンピックを考える―」 2019年度第1回開催報告

本研究所では「本学の学術的ならびに社会的責務を果たすため、オリンピックの研究を推進し、その成果を次世代に贈る」べく、「スポーツの祭典の継承」と題したセミナーを2018年度~2020年度にかけて開催いたします。今年度は「オリンピック・パラリンピックを考える」ことをテーマに掲げています。

講座1
リオ‛16からトウキョウ‛20へ
日時
2019年6月13日(木)18:00~19:00
会場
東京・世田谷キャンパス 教育研究棟2階 1301
講師
松瀬学(日本体育大学 スポーツマネジメント学部 准教授)

第1回では、松瀬学先生に登壇していただきました。松瀬先生は1988年のソウルオリンピック以降のすべての大会で現地に赴き、取材を行っています。現地取材を通して感じたオリンピックの在りようとオリンピックの根本理念との関係について、報告をいただきました。

長野パラリンピックに関するインタビュー調査

プロジェクト
オリンピックと芸術文化
研究員
津田博子(ダンス・伝統芸能研究室・教授)
齋藤雅英(教育心理学研究室・准教授)
冨田幸祐(オリンピックスポーツ文化研究所・助教・2020-2021年度)
日程
1月6日(日)~1月8日(火)
調査先
長野県・山ノ内町

山ノ内町役場にて、1998年パラリンピック組織委員会に勤めていた鈴木孝夫氏にインタビューを行いました。鈴木氏からは長野パラリンピック組織委員会での準備や活動、思い出について多くの貴重な話を聞くことができました。

(左から齋藤准教授、鈴木氏、津田教授)