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大会競技説明

出場予定選手

アルペンスキー(パラリンピック)

アルペンスキーは標高差や旗門の数によって、高速系種目のダウンヒル(滑降)、スーパーG(スーパー大回転)と、技術系種目のジャイアントスラローム(大回転)、スラローム(回転)に分けられる。2010年のバンクーバー・パラリンピックからは、スーパーGとスラロームを1本ずつ滑り、その合計タイムで順位を競うスーパーコンビが新たに採用された。

パラリンピック アルペンスキー

パラリンピックでは公正に競技を行うため、選手は障害の種類や程度に応じて「立位」「座位」「視覚障害」の3つのカテゴリーに分けられている。さらに、実測タイムに障害の程度や運動機能に応じた係数をかけた計算タイムによって順位が決められる。

用具やルールも工夫されており、たとえば両下肢に障害のある選手は、1本のスキー板にサスペンションや下半身を固定するバケットシートを装着した「チェアスキー」を使用。そこに、先端に短いスキー板がついた「アウトリガー」と呼ばれるストックを操作して競技を行う。下肢の障害によって1本のスキー板で滑走する選手も、バランスを保持するためにアウトリガーが使用できる。また、視覚障害を持つ選手は、音源などでコースを誘導するガイドスキーヤー(伴走者)と一緒に滑ることが認められている。

パラリンピックのアルペンスキーは、1976年のエーンシェルドスピーク大会でジャイアントスラロームとスラロームが実施された。その後、参加選手の増加にともなって競技種目も拡大。1984年のインスブルック・パラリンピックでダウンヒルが加わり、デモンストレーション競技としてシットスキー(座位)が行われた。さらに、1998年の長野パラリンピックでは、それまでの「立位」に「座位」「視覚障害」のカテゴリーを追加。2006年のトリノ・パラリンピックでは障害の程度に応じたクラス分けが大幅に改善され、2014年のソチ・パラリンピックでは複数の選手が同時に滑るスノーボードクロスが新たな正式種目として採用された。

見どころ

前回のソチ・パラリンピックでは、金メダル2個、銀メダル1個、銅メダル1個と目覚しい躍進を見せた日本代表。しかし、獲得は男子のみで、女子のメダル獲得は前々回のバンクーバー・パラリンピックまで遡る。今大会では日体大の本堂杏実が初出場。女子では2大会ぶりのメダル獲得を期待したい。

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