本堂 杏実選手─ アルペンスキー

出場競技：

女子回転(立位)　女子大回転(立位)　女子スーパー大回転(立位)女子スーパー複合(立位)

1997年、埼玉県生まれ。先天性左手指欠損でありながら、父親の影響で５歳からラグビーを始める。高校３年生の時、関東選抜として出場した「サニックスワールドユース大会」で優勝、18歳以下の日本選抜にも選出された。その後、日体大に進学し、ラグビー部に所属。2015年のピンクリボンカップではMVPを獲得し、日体大の優勝に貢献。更に女子ラグビー国内最高峰の7人制サーキット大会「太陽生命ウイメンズセブンズ2016」でも日体大を総合優勝に導いた。

2016年２月、高い運動能力、特に脚力が強いこととタフな精神面を評価され、パラリンピック競技への打診を受ける。高校時代にスキー検定２級を取得したこともあり、アルペンスキーへの挑戦を決意。2016年10月以降、世界の各大会へ進出し、2017年２月のスロベニアの大会では大回転で3位、3月にはジャパンパラアルペンスキー競技大会で女子スタンディング大回転優勝を果たした。女子アルペンスキー界では、2010年バンクーバー大会以来となるメダル獲得に挑む。