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大会競技説明

出場予定選手

ショートトラック

1周111.12 m(直線28.85m、カーブの半径8m)のオーバルトラックを、4人(500m、1000m)および6人(1500m)が同時にスタートして順位を競う。平昌五輪では男女とも個人で500m、1000m、1500mの3種目が行われるほか、男子5000mリレー、女子3000mリレーがある。個人種目は各レースの上位2人が予選から決勝へとラウンドを勝ち抜いていくエリミネーション方式を採用。
日本代表選手は2017年12月の代表選考会によって、前回大会に引き続き坂爪亮介ら男子5名、女子5名が選ばれた。

日本におけるショートトラック

かつてショートトラックは『日本のお家芸』と呼ばれ、1980年代には数多くの世界チャンピオンを輩出した。正式種目に採用された1992年のアルベールビル五輪では、男子5000mリレーで銅メダルを獲得。1998年の長野五輪では男子500mで西谷岳文が金メダル、植松仁が銅メダルに輝いている。しかし、近年は中国や韓国などアジアの国々が勢力を伸ばしているほか、ショートトラックの発祥と言われる(イギリスを発祥とする説もある)カナダやアメリカにも強敵がそろっている。日本は平昌五輪で、20年ぶりのメダル獲得に挑む。

スピードスケートとの違い

ショートトラックはスピードスケートと混同されることが多い。大きな違いは3つある。トラック一周の長さ(ショートトラック112.12m、スピードスケート400m)と、選手ごとにコースが定められていないこと、着順で順位が決定することだ。

見どころ

着順で勝敗を決めることから『氷上の競輪』とも呼ばれているのも大きな特徴。狭いトラックを数人が一度に滑走するため、接触や転倒など最後まで何が起こるかわからない。スリリングなレース展開が醍醐味で、駆け引きはもちろんのこと、先を“読む”能力やコーナリングのスケーティング技術が求められる。ただし、前の選手を押したり、引っ張ったりするなどの妨害行為は失格となる。

リレーは1チーム4人で編成される。それぞれの選手が滑走する距離や順番は決められておらず、最後の2周を除けば、交互に何回でも中継ができる。ただし、最後の2周は1人が滑走する。そのため、残り3周となった時点で合図のピストルが鳴らされ、その周回の途中で最後の中継が行われる。中継の方法はバトンを使わず、次の走者の腰を両手で強く押す「タッチ」で行われる。

選手には危険防止の安全防具(ヘルメット、手袋、ネックプロテクター、ひざ当て、ひじ当て)の着用が義務付けられており、これらに不備がある場合は失格となる。それほどショートトラックは、スピードとスリルに溢れた過酷な競技だと言えるだろう。

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