白井 健三選手─ 体操競技

出場競技：

体操競技　団体総合

両親は元体操選手。3歳から体操を始め、小学3年の時、両親が設立した鶴見ジュニア体操クラブで本格的に体操をはじめる。中学校3年の全日本選手権のゆかで内村航平に次ぐ2位となり注目される。同年、当時世界で誰もできなかった「後方伸身宙返り４回ひねり」に成功し、世界の体操関係者の間で話題に。

2013年の全日本種目別選手権のゆかで初優勝し、日本男子史上最年少の16歳で世界選手権代表に選ばれる。同年世界選手権種目別ゆかで、F難度「後方伸身宙返り4回ひねり（国際体操連盟よりシライと命名）」を決め金メダル、跳馬でも「伸身ユルチェンコ3回ひねり（シライ／キムヒフンと命名）」で4位入賞。

日体大進学後も、2015年世界体操競技選手権で37年ぶりの団体優勝に貢献、種目別ゆかでは金メダルを獲得、2015年の豊田国際体操競技大会では最高のH難度「後方伸身2回宙返り3回ひねり」を成功（国際体操連盟より「シライ3」と命名）するなど次々と大技を決めている。2016年リオ五輪代表選考会を兼ねた全日本種目別選手権のゆかで優勝し、リオ五輪出場が決定。国内では「ひねり王子」、海外では"Mr. Twist"と賞賛される若きホープの活躍に期待が高まる。