小関 也朱篤選手─ 水泳（競泳）

出場競技：

水泳（競泳）100m平泳ぎ、200m平泳ぎ、4×100mメドレーリレー

4歳頃から鶴岡スイミングクラブに入って水泳を習い始め、中学2年で選手コースへ。中学時代に身長が30㎝も伸び、現在188㎝と日本選手の中では大柄な体格に。
高校時代まで目立った選手ではなかったが、日体大入学後、自由形をメインに猛練習してパワーを付け、大学3年で本格的に平泳ぎへ転向。先輩の北島康介の泳法を研究し、効率よく泳ぐ技術を追究した。

2013年、ジャパンオープン男子100m平泳ぎで北島と接戦を演じて2位に。同年の夏季ユニバーシアードに日本代表として出場し、男子100m平泳ぎ決勝で金メダルを獲得。2014年、短水路競泳日本選手権では、男子平泳ぎの50m、100m、200mの三種目で全て短水路日本記録を更新して優勝を果たし、今年の同選手権でも100m、200m平泳ぎで優勝。初出場となるリオ五輪では、200m平泳ぎの他、4×100mメドレーリレーに出場する。

これまで体格のある外国人に技術力で勝ってきた日本のお家芸「平泳ぎ」。体格に恵まれた小関ならパワーと技術力の両方で外国人に対抗できる。平泳ぎの新世代エースとして、世界新記録での金メダル獲得を目指す。