田原 直哉選手─ スキーフリースタイル

出場競技：

エアリアル

8歳から体操競技を始め、日本体育大学在籍時の2001年に全日本学生選手権で個人総合3位となり、ナショナルチーム入りも果たす。2004年のアテネ五輪では代表候補であったが惜しくも落選。その後は怪我に悩まされ、2006年に体操競技からの引退を決意する。そんな時、以前にスキー・エアリアルの映像を見て 「体操競技の経験を活かせるかも…」と感じていたことを思い出しエアリアル転向を決意した。

転向2年目の2008年には全日本スキー選手権で3位となる。翌2009年には全日本スキー選手権で2位となり、世界選手権の日本代表に。 2011年から全日本スキー選手権2連覇を成し遂げ、2012年のW杯モンガプリエル大会では自身最高位の3位となり、 日本人男子選手初の表彰台に上がった。2017年3月のＷ杯7位で、全日本スキー連盟が定める派遣推薦基準を突破し、見事五輪への切符を手に入れた。37歳1カ月での冬季五輪初出場は日本歴代4位の年長デビューとなり、この種目では初の日本人五輪メダリスト誕生に期待がかかる。