日本体育大学オリンピックサイトトップへ戻る
  1. ホーム > 
  2. London 2012 Olympic Games

みんなで応援しよう!

  1. London2012ホーム >
  2. 出場選手紹介 >
  3. 湯元 健一 >
  4. 過去インタビュー

湯元 健一 選手 過去インタビュー

プロフィールに戻る

2008年 北京オリンピック

次はロンドンで金メダル

目標であったメダル獲得を実現できてホッとしています。このような晴れやかな場でメダル獲得を報告できたことを幸せに思います。今は次の目標へ向かって、今一度自分のレスリングを見つめ直しているところです。次の目標というのは、もちろんロンドンオリンピックで金メダルを獲ることです。日頃の練習から支えてくださっている大学関係者に感謝しながら、今後も努力していきます。応援よろしくお願いします。

レスリング

  • 男子フリー60kg級銅メダル/日本体育大学助手
学報NITTAIDAI 第17号 収録

2006年 全日本選手権を終えて

05年、フリースタイル60kg級の日本代表を決める全日本選抜で湯元君は初優勝し、学生ではただ一人の代表として同年の世界選手権出場を果たした。さらに、同年末の全日本選手権でも初の日本一に輝く。幼少の頃からの目標を2つ実現した今、次なる目標は北京五輪だ。今後の活躍が期待される湯本君に、世界選手権の感想や主将としての思いを語ってもらった。

?レスリングを始めた時期とキッカケを教えてください。

湯元 ? 小学校3年の時からです。父がレスリングをやっていたことから、双子の弟と一緒にジュニア・レスリングクラブに入れられたことがキッカケです。スパルタ式に猛烈にやらされ、嫌で辞めたくなった時もありました。クラブが弟と一緒だったので、頑張れたと思います。中学からは自主的に練習に取り組むようになり、レスリングが楽しくなりましたね。

?全国高校選抜とインターハイで優勝し、いろんな大学から誘いもあったと思いますが、日体大を選んだ理由は?

湯元 ? ジュニアクラブの日体大OBのコーチからの勧めと、安達監督から勧誘を受けたからです。また、小学校時代から、オリンピックへの出場という夢がありました。それを実現するには伝統と練習環境が充実した日体大以外にはないと思ったからです。

?その練習環境の良さとは、どんなところですか?

湯元 ? 池松さんや松永さんなど、日体大には五輪メダリストや全日本王者が多いので、そういう人達と一緒に練習でき、鍛えられる点です。毎日が全日本の合宿みたいなものですよ。自分がこの4年間で成長できたのも、高い意識と厳しい練習環境のお陰だと思います。

?昨年は、念願の世界選手権に出場しましたが、そこで得たことと今後の課題を。

湯元 ? 初戦の相手は、いきなりアテネ五輪王者でした。結果は、1ポイントも奪えず0-2の判定負けでしたが、互角に近い戦いをしたという思いがあり、大きな力の差は感じなかったです。さらに自信になったのは、敗者復活1回戦でした。対戦相手は04年欧州チャンピオンで、05年2月にトルコで開催された、ヤシャドク国際大会で優勝した選手に攻め続けて勝てたことです。世界トップのレベルを身をもって感じることができたと同時に、世界で勝つための課題として、もっとパワーをつけなければダメだと痛感しました。

?昨年11月から主将に任命されたそうですが、主将としての思いや苦労を聞かせてください。

湯元 ? 常に日体大の目標は、団体戦4冠(東日本学生リーグ戦、全日本学生王座決定戦、全日本大学グレコローマン選手権、全日本大学選手権)の制覇にあります。しかし、昨年はレスリング王国として無冠という屈辱を味わいました。そのため、タイトル奪還に向けて80人を超える部員をまとめ、正月から厳しい合宿を組んだりして頑張ってきました。嬉しいことに、全員が意識を高く持ってくれ、練習をサボるような部員は今まで一人もいませんでした。今年5月の東日本リーグ戦で2年ぶり24度目の優勝ができたときは、ホッとしました。改めて“日体大レスリング部主将”の立場の重さと、部員をまとめることの苦労を実感しました。

?湯元君にとって、レスリングの魅力はどこにありますか?

湯元 ? 神経を研ぎすました2分間、1対1の勝負の中で、力や技だけでなく、駆け引きも全部駆使して戦い、そして勝った時の醍醐味は、やはりこの競技でしか味わえないものだと思います。

?最後に、卒業後の目標や夢を聞かせてください。

湯元 ? もちろん、幼少の頃からの目標であるオリンピック出場です。卒業後もレスリングを続けて、北京五輪とロンドン五輪への出場を目指します。また、共にレスリングに打ち込んできた、弟(拓大4年・55kg級)と2人揃って出場したい、という夢もあります。

(9月21日、横浜・健志台キャンパスにて)

学報NITTAIDAI 第13号 収録
選手一覧へ この選手を応援 !!
ページのトップへ