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鶴見 虹子 選手 インタビュー

北京に続き2度目の五輪への挑戦。自然体で、世界の頂点へ。

昨年まで全日本選手権6連覇。前回の北京五輪では24年ぶりの団体総合入賞(5位)に貢献した鶴見さんが大学生となって初めての五輪を迎える。負傷を乗り越えての大舞台への切符をつかんだ鶴見さんに、本大会への意気込みや大学生活の様子を聞いた。

? まずはロンドン五輪出場、おめでとうございます。

鶴見 ? ありがとうございます。私は選考会では手の負傷もあり、出場権獲得にあたっては厳しい戦いでした。最終日に追い上げることで、何とか五輪出場の切符を手にいれることが出来て本当に嬉しかったです。現在、負傷も回復しつつあり、ロンドンではベストの状態で臨めると思います。

? 鶴見さんにとっては2度目の五輪出場となります。

鶴見 ? 五輪は選手村の雰囲気など、独特な大会です。世界中の注目が集まるところで自分の演技が出来ることは素直に喜びたいと思います。また2度目ですが、今回は(田中)理恵さんのような先輩方とともに、しっかりと結果を出してきたいと思います。また五輪は他競技の選手たちとも出会えますし、日本以外の選手たちとのコミュニケーションも楽しみの一つです。ロンドンでも多くの友人を世界中に作れればいいなと考えています。

? さて大学生活はいかがですか?

鶴見 ? 自分は体操しかできないのですが(笑)、色々なエキスパートな選手たちに出会える環境は、とても刺激的です。実は今日もプールのテストがあったのですが…結果は聞かないでください(笑)。でも、本当に楽しい学生生活を送れています。

? 寮生活はいかがですか?

鶴見 ? 寮長の(田中)理恵さんのご指導もあり(笑)、厳しい面もあるのですが、自分の体操を伸ばすにあたっては、競技に集中できる環境が整えられていると思います。オフの日は買い物へ出かけたりしますよ、近場の青葉台が多いですが…(笑)。

? 田中理恵さんの話題が出ましたが、どんな先輩ですか?

鶴見 ? 私の高校時代からですから、もう長い付き合いになりつつありますが(笑)、体操に対しての取り組み方、向き合い方がとても参考になります。共に刺激し合う中で、多くのものを学ばせていただいています。競技を離れると、優しいお姉さんというか、授業のことなど、何でも悩みも聞いてくれます。

? まもなく五輪がやってきます、日体生へメッセージをください。

鶴見 ? 日体の代表として、持てる力をすべて出し切ってきたいと思います。日本時間では夜遅くの試合ですが、応援してくれれば幸いです。是非、皆さんの声援を力にしたいと思います。

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