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佐藤 冴香 選手 インタビュー

実業団以上のサポート。日体大の充実した環境で、夢だったオリンピックを現実に。

国内の大会では実績がなく、オリンピック出場は手が届かぬ夢と感じていた佐藤さん。
監督の関根先生との出会いや日体大の充実した競技環境により、はるか遠くにあった夢が現実のものとなったという。

? オリンピックまであとわずかとなりましたが、今の率直なお気持ちは?

佐藤 ? 実感がわかないというのが正直なところです。オリンピックは目標ではありましたけど、実現は難しい遠い夢だという感覚でしたので。五輪代表の選考レースは、2年かけて行われますが、「もしかしたらいけるかも」と思うようになったのは今年に入ってからです。

?「まさかオリンピックに出場できるとは」というところでしょうか。

佐藤 ? ただ監督の関根先生は、入学時から「オリンピックに向けて」という方針で指導してくださいました。私は高校時代、世界ジュニア大会では2位になったこともありましたが、国内の大会で実績がなく、卒業時には実業団からも声がかかりませんでした。高校のバドミントン部の顧問の先生が日体大出身ということで、関根先生ともご縁があり声をかけていただいて、ここまで来られたのです。

? 関根先生はどんな先生ですか?

佐藤 ? 父のような存在です。先ほども述べましたように、私は海外では勝てるけれど国内ではなかなか結果を出せない傾向がありました。五輪の選考はあくまで国内の成績によるものですから、「そんな自分がオリンピックに出ていいのだろうか」と思うこともありましたが、関根先生には常に暖かく励ましていただきました。

? バドミントンというと競技を取り巻く環境も厳しそうです。

佐藤 ? 確かにその通りですが、日体大は実業団以上に環境が整っています。メンタルコーチ、フィジカルコーチなど専属コーチのほか、栄養面のアドバイザーなどスタッフが充実。また実業団ですと、企業の看板を背負っているので、五輪代表選考と関係のない実業団の大会にも出場しないといけないのですが、私は大学から「学生の大会はいいから、五輪に集中しなさい」と指示してもらったため、コンディションを崩すことなく代表選考レースを戦い抜けました。

? ところで、オフの日は、どのようなことをして気分転換をされていますか。

佐藤 ? 買い物をしたり、映画を見たりして過ごします。買い物に行くのも、人が多い賑やかな場所が好きですね。特に映画が好きで、先日は『貞子3D』を見ました。バドミントン部の同学年の友人と食事やカラオケに行くことなどもあります。オフのときは、意識的にバドミントンのことはまったく考えずに、完全にリフレッシュすることを心がけていますね。

? では、オリンピックでの目標をお聞かせください。

佐藤 ? 最初にリーグ戦を行なったあとトーナメントが行われるのですが、まずはリーグ戦を1位通過することです。みなさんには、私の特長である、日本の選手ではめずらしいパワーとスピードを前面に押し出したプレーを見てほしいと思います。

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