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丸山 桂里奈 選手 過去インタビュー

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2004年 アテネオリンピック

学生選手としてアテネのピッチに立つ。

96年アトランタ五輪は予選リーグ3戦全敗、00年シドニー大会には出場さえできなかった日本女子サッカー。しかし、たくましく成長した代表チーム「なでしこジャパン」は、予選リーグ初戦で03年W杯準優勝の強豪スウェーデンに1-0で快勝し、五輪出場2大会目で初勝利。次戦のナイジェリア戦は0-1と惜敗したものの、初の決勝トーナメント進出を果たした。続く準々決勝では、難敵米国(世界ランク2位)に挑んだが、1-2で惜敗し、4強入りはならなかった。「最高の舞台で、自分ができる最大のプレイをしてチームの勝利に貢献できるよう頑張りたい」と臨んだ丸山選手は、試合の流れを変えるスーパーサブの役割から3戦とも後半途中から出場。3トップの一角を占め、持ち味のダイナミックなドリブルを生かし、積極果敢に相手ゴールに迫ったが、ゴールは割れなかった。

とはいえ、「世界とやってもできる、という自信がついた」と、丸山選手は笑顔を見せる。

「W杯の時は、トップチームは体力が強く、高さも速さもあり、歯が立ちませんでしたが、今回、日本と世界との差は確実に縮まったと思います」。もちろん、FWとして不足している「ボールを持たない時の動きや駆け引き、どんな体勢からでも必ずシュートする姿勢」の課題は自覚している。卒業後は、「良いサッカー環境の中でもっと上手くなりたい」と語る。4年後の北京を見据えた丸山選手の闘いは、既に始まっている。

(2004年9月22日東京・世田谷キャンパスにて)

学報NITTAIDAI 第19号 収録
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