成田 真由美選手─ パラリンピック 水泳（競泳）

出場競技：

パラリンピック　水泳（競泳）50m自由形(S5)

13歳で脊髄炎を発症、両下肢麻痺となる。 22歳の時、軽い気持ちで始めたチェアスキーで体を動かすことに興味を持ち、翌年、トレーニング仲間から水泳に誘われて12年ぶりに泳ぐ。怖さもあったが、それ以上に体が軽く感じたことがきっかけで水泳の楽しさに目覚める。

1996年のアトランタから2008年の北京まで4大会連続出場、金15個、銀3個、銅2個、計20個のメダルを獲得し、“水の女王”と呼ばれるほどの結果を残す。その功績より、内閣総理大臣賜杯、内閣総理大臣顕彰、パラリンピックスポーツ大賞（最優秀女子選手賞）など数々の賞を受賞。北京大会後は、講演を通じて障がい者や障がい者スポーツの周知活動を続けていたが、昨年、7年ぶりに復帰を決意。50m自由形で派遣標準記録を上回るタイムを出し、見事リオ大会出場が決定。元世界女王が再び世界の頂点を目指す。