スポーツマネジメント学部スポーツマネジメント学科は、令和6年度(2024年度)入学定員変更の申請が認められました。
スポーツマネジメント学科 入学定員変更について
変更前:145名 → 変更後:245名
スポーツマネジメント学部PV
スポーツの感動を創り出す自分になりたい。
私たちは楽しいこと、つらいこと、苦しいこと、
うれしいこと、みんなスポーツで学ぶ。
目指す人物像
現代のスポーツ全体を見渡し、スポーツの価値を有効に活用することで個人や組織、社会の課題解決を図るとともに、スポーツビジネスの発展や地域における豊かなスポーツライフの実現を担う人材を養成します。
習得できるスキル
学部長メッセージ
スポーツは、する、みる、ささえる、つくる、つながるといった活動によって、教育、経済、地域発展、世界平和など、様々な分野で多くの価値を生み出します。スポーツマネジメント学部では、最新のマネジメントに関する理論や多岐にわたるスポーツ実技を学ぶと共に、スポーツビジネスに関する実習を通じて、現場で必要とされるスキルや知識を習得します。スポーツの価値を最大限に活用し、スポーツビジネスの発展や地域社会における豊かなスポーツライフを実現するための実践的なマネジメント力を身につけ、新たな社会を切りひらく人材を育成することを目指しています。
スポーツマネジメント学部長 齊藤 隆志
スポーツマネジメント学部が定める3つの方針
スポーツマネジメント学部では、本学の「教育目標」に基づき、体育スポーツ学、スポーツマネジメント学に関する専門教育並びに教養科目等に関する共通教育を通じて、以下のような資質・能力を獲得した学生に「学士(体育学)」を授与する。
1 幅広い教養と専門分野の知識・技能
(1)幅広い教養と専門分野(体育スポーツ学、スポーツマネジメント学)に関する基礎的な知識・技能を体系的に身に付けている。
(2)現代のスポーツ全体を見渡し、スポーツの価値を有効に活用することで個人や組織、社会の課題解決を図るとともに、スポーツビジネスの発展や地域における豊かなスポーツライフの実現を推進し得る実践的なマネジメント力を身に付けている。
2 汎用的能力
(1)課題の発見・設定をし、その解決に必要な情報を収集・分析・整理し、解決の方法を見出し、解決のための方策を企画・実行することができる。(企画力、課題解決力)
(2)筋道を立てて思考し、適切な根拠に基づき、自分の考えを表現できる。(論理的思考力、表現力)
(3)日本語及び外国語を使って読み、書き、聞き、話すことができる。(コミュニケー
ションスキル)
(4)ICTを使って多様な情報を収集・分析し、判断・活用することができる。(情報収集・活用能力)
3 態度
(1)スポーツを事業として捉えてビジネスチャンスを見出す、ライフステージに応じたスポーツや運動プログラムを企画するなど、スポーツの新たな価値を創造する意欲を有している。(新たな価値の創造)
(2)様々な立場の人と協調・協働し、体育スポーツ学、スポーツマネジメント学における課題の解決に向かって主体的に参画し、リーダーシップを発揮しようとしている。(チームワーク、リーダーシップ、参画)
(3)共生社会の実現に向けて、様々な立場の人を尊重し、共感し、思いやりのある態度をとろうとしている。(共生、共感)
(4)社会の規範やルールに従い、責任感をもって行動しようとしている。(規範意識、倫理観)
(5)自己への理解を深め、確たる自信や前向きな態度をもって、自律して生涯学び続けようとしている。(自己理解、自己効力感、自律、生涯学習)
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
スポーツマネジメント学部のディプロマ・ポリシーを踏まえ、カリキュラム・ポリシーを次のように定める。
1 教育課程の編成
(1)本学が果たしてきた歴史的・社会的使命を理解すると同時に我が国の体育・スポーツの歴史を知り、本学で学ぶ意味の醸成を目的として「日体大アイデンティティ科目」を設け、「日体大の歴史」及び「オリンピック・パラリンピック概論」を置く。
(2)体育・スポーツにおける実践的指導力のみならず、広く社会一般で先導的役割を担うためのチームワークやリーダーシップ、コミュニケーション能力並びに規範的意識を養成するため、「日体大アイデンティティ科目」に「海浜実習」、「キャンプ実習」、「スキー実習」、「スケート実習」の4つの学外(野外)実習科目を設ける。
(3)多様性を受け容れ、共生・共感的態度をもって、地球市民として各分野で活躍できる力を養うために「グローバルコミュニケーション科目」を設ける。
(4)幅広い教養を身に付け、生涯学び続けることのできる前向きな態度を育成するために、初年次と2年次に「教養科目」を設ける。
(5)スポーツマネジメントにおける課題を主体的に解決できる能力を育成するために、初年次から4年次までを通した「総合教育科目」の中に研究科目を設ける。この科目群では、初年次に「スポーツマネジメント研究A」、2年次に「スポーツマネジメント研究B」、3・4年次に「スポーツマネジメント研究C・D・E・F」を必修とし、論理的思考力、表現力、情報収集・活用能力、課題解決力の段階的・体系的な能力の向上を図る。
(6)体育スポーツ学、スポーツマネジメント学に関する基礎的な知識と技能を身に付けることを目的とした「基幹科目」と「展開科目」を設ける。
(7)専門分野の知識・技能を身に付け、社会の状況に応じた実践的マネジメント能力を高めるために、各学科に「学科基礎科目」と「学科専門科目」を設ける。
① スポーツマネジメント学科
スポーツに関係する組織や団体、企業等をマネジメントしたり、スポーツをビジネスと関連付けてマネジメントするための専門的な知識や技能を身に付けるために、「学科基礎科目」を設ける。また、世界中で展開しているイベント・商品開発・施設経営など様々なスポーツビジネスの実践現場に活かせる企画力・実践力・プレゼンテーション力を養い、新たな価値を生み出す意欲と態度を培うために、「学科専門科目」を設ける。
② スポーツライフマネジメント学科
多様な人々のスポーツライフをマネジメントし、現代社会の様々な課題を解決するための専門的な知識や技能を身に付けるために、「学科基礎科目」を設ける。また、部活動、地域スポーツ、まちづくり、健康づくりなどに関わる指導力とマネジメント力を向上させるための「学科専門科目」を設け、専門性の高い指導者を養成するためにアウトドアスポーツに関わる理論・実習、スポーツ・レクリエーションの実技、高齢者や障がい者のスポーツ指導に関する実技などの科目を配置する。
(8)多様な形で社会に貢献できる能力を育成するために、「自由科目」を設ける。
2 教育方法
(1)講義、演習、実技、実習をバランスよく組み合わせ、主体的な学修の充実を図る。
(2)科目の特性に応じて双方向型授業、グループワーク、集団討論、反転授業、PBL型授業等を初年次から展開し、動機付け・目的意識の向上を促す。
3 学修の評価
(1)各科目の到達目標と評価方法はシラバスに明示し、具体的な評価基準については、授業内で学生に周知する。
(2)学修成果は定量的、定性的に評価する。
(3)「スポーツマネジメント研究E・F」での成果、提出された論文等から4年間の学修を総合的に評価する。
スポーツマネジメント学部のディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーに基づき、アドミッション・ポリシーを以下に明示する。
<求める学生像>
1 スポーツに関わる組織や個人のマネジメント及びスポーツをめぐるビジネスにつ いての知的好奇心の旺盛な人
2 体育スポーツ学、スポーツマネジメント学を学修する上で幅広い教養を担保するものとして、高等学校などで身に付けるべき各教科に関する基礎的学力を有している人
3 授業、大学行事、課外活動、ボランティア活動などにおいて、他者と協調・協働し、課題解決に向けた活動をすることに意欲を有している人
4 国内外において体育・スポーツを推進し社会に貢献できるリーダーを目指す人
<入学者選抜の種類>
入学者選抜にあたっては、上掲の高等学校などにおいて修得すべき知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性、協働性などを備えているか否かを評価するため、「総合型選抜」「学校推薦型選抜」「一般選抜」「特別選抜」など多様な選抜区分を設ける。
スポーツマネジメント学科とスポーツライフマネジメント学科は何が違うの?
スポーツマネジメント学科- 何を学ぶか:スポーツビジネスに近い領域について学ぶ
- 何を目指すか:スポーツビジネスパーソン、スポーツ組織のマネジメント人材
スポーツライフマネジメント学科- 何を学ぶか:人々のライフ(健康・生活)により関わりを持つ領域について学ぶ
- 何を目指すか:スポーツ・レクリエーション、アウトドアスポーツ、まちづくりのマネジメントができる人材、各ライフステージに応じた健康マネジメントができる人材
スポーツマネジメント学科
幅広い分野で求められるスポーツマネジメントの専門性に対応
これからの社会では、スポーツの役割と存在感がますます大きなものになっていきます。それに合わせ、スポーツマネジメントの専門性も幅広い分野で求められています。スポーツマネジメント学科では、社会が求めるスポーツマネジメントの専門性に対応できる人材を育成します。
スポーツスクールのマネジメントが、“できる”喜びを教える
スポーツクラブのマネジメントが、健康な毎日を後押しする
スポーツイベントのマネジメントが、熱狂と興奮をつくり出す
スポーツ用品ビジネスのマネジメントが、“楽しむ”シーンを広げる
スポーツメディアのマネジメントが、夢と感動を伝える
スポーツツーリズムのマネジメントが、新しい体験を提供する
プロスポーツの団体やクラブのマネジメントが、ファンの輪を広げる
スタジアム・アリーナのマネジメントが、安心で快適な空間を用意する
スポーツライフマネジメント学科
スポーツライフに関わる多彩な学びと数多くの資格取得が可能
豊かなスポーツライフをおくるために、スポーツを通して人々が相互に関係性を育むために、スポーツを基盤としたコミュニティを形成するために、スポーツライフマネジメント学科では様々な知識と技術を修得できます。
- 地方自治体や健康関係団体でマネジメント
- 高齢者や子どものスポーツ指導
- 運動・栄養に関するプログラム指導や測定
スポーツライフマネジメント学科で取得可能な資格
どの学部・学科より多くの資格を取得できます
- 中学校教諭一種免許状(保健体育)
- 高等学校教諭一種免許状(保健体育)
- 公認スポーツ指導者
- スポーツリーダー
- 公認アシスタントマネジャー
- 社会教育主事(任用資格)
- スポーツ・レクリエーション指導者
- 初級・中級パラスポーツ指導員
- SAJ級(全日本スキー連盟)スキー検定
- NAUIスクーバダイバーCカード取得
- 日本赤十字社水上安全法救助員Ⅰ
- 日本赤十字社救急法救急員
- キャンプインストラクター
- キャンプディレクター2級
- ネイチャーゲームリーダー
- スポーツ施設管理士(受験資格)
- スポーツ施設運営士(受験資格)
- スノーケリングインストラクター
授業Pick up
広い対象や領域を見渡し、スポーツマネジメントの概要を学ぶ
本授業では、スポーツマネジメントの全体像を展望し、その概要や対象について学びます。そのうえで、全国から集まった受講生同士の情報交換・意見交換を通じて視野を広げ、豊かなスポーツライフと豊かなスポーツ文化を実現するためのマネジメントについて考えていきます。
そこに暮らす人々の営みを知り、スポーツによる地域課題の解決を学ぶ
社会状況の変化から地域社会は少子高齢化、コミュニティの低下、医療費の増大など様々な課題を抱えている。本講義では、地域社会での各種の課題とスポーツの果たす役割について理解を深め、スポーツマネジメント人材等に必要な知識を習得します。
スポーツ政策の基礎知識を習得し、スポーツマネジメントに必要な政策志向を養う
スポーツ政策に関する諸概念や基礎理論を理解するとともに、近年、スポーツ基本法の制定、スポーツ庁の創設などにより大きく変化してきた日本のスポーツ政策を学修します。また、諸外国の状況についても学び、より広い視野でスポーツについての政策志向を養います。