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スポーツマネジメント学科

グローバル実社会で活躍できる人材育成!
様々なスポーツビジネスに活かせる企画力・実践力・プレゼン力を
スポーツマネジメントの時代が到来し、今、スポーツ界ではスポーツマネジメント人材が求められています。スポーツの持つ価値を活かし、世界中で展開されている様々なスポーツ事業にビジネスチャンスを見つけ出してスポーツを推進することができる人材が必要とされています。スポーツマネジメント学科では、スポーツ界で即戦力となり得るための、スポーツをマネジメントする知識と技術を身に付けることができます。

修業年限 4年
学位 学士(体育学)
修了・卒業要件 124単位以上
入学定員 145名
在籍者数 636名
男女比
男子70%女子30%
(2023年5月現在)

想定される進路

  • スポーツ関連企業
  • プロスポーツ関係
  • スポーツ団体
  • スポーツ行政
  • 各種スポーツクラブ
  • 中学校・高等学校教諭(保健体育) ほか

取得がめざせる免許・資格

  • 中学校教諭一種免許状(保健体育)
  • 高等学校教諭一種免許状(保健体育)
  • 初級・中級パラスポーツ指導員
  • 公認アシスタントマネジャー(受験資格)
  • スポーツ施設管理士(受験資格)
  • スポーツ施設運営士(受験資格)

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学科のポイント

世界のスポーツビジネスで活躍する実践力
スポーツマネジメント学科 学科のポイント1スポーツとマネジメントについての理解がスポーツマネジメントの学びの基礎であり、とりわけスポーツに対する幅広い知識と豊かな経験は、スポーツの発展を担ううえで欠かせないものとなります。スポーツ科学の理論科目と多様な実技科目によってスポーツについて深く学び、経営学の理論を取り入れた専門科目でマネジメントについて学ぶことで、学びの基礎を築きます。
スポーツ組織を牽引するマネジメント力
スポーツマネジメント学科 学科のポイント2成長産業として期待されているスポーツ産業の領域は多岐にわたっており、各領域で独自の知識や理論が求められます。スポーツクラブ、スポーツイベント、スポーツ施設、レジャースポーツなど、スポーツ産業の広がりを理解したうえで各領域のマネジメントについて学ぶことで、スポーツマネジメントの専門性を身につけ、新たなビジネスチャンスを見つけ出す能力を養います。
スポーツの新たな価値を創造するマネジメント力
スポーツマネジメント学科 学科のポイント3スポーツマネジメントの現場で必要となるのは、豊富な知識や理論を活用してさまざまな課題に対応できる実践力です。演習・実習科目においてスポーツビジネスの実践経験を積むことで、仲間と協働し、自ら課題を発見し解決策を導き出す力を養います。将来の目指す姿を明確にするとともに、理論と実践の融合を図り卒業後に即戦力として活躍する力を身に付けます。

学科の学び

デジタル時代到来
新たなスポーツバリューを創造する意欲と態度を培う
スポーツに関する歴史や社会、政策や法律、経済や経営などについて学ぶとともに、経営に必要な会計や組織、経営戦略の知識を身に付けます。そのうえでプロスポーツクラブ、スポーツイベント、スポーツ施設などスポーツ産業の領域について専門的に学びとともに、スポーツ×テクノロジーなど、スポーツビジネスの最新の動向を学びます。さらにスポーツ実技やスポーツ教育、スポーツマネジメントの演習・実習科目によって実践現場での学びを経験し、スポーツ界のリーダーとして活躍する力を養います。

授業Pick up

ワールドクラスのイベントを理解する
メガスポーツイベント論
授業のポイント
  • イベントの設計、戦略づくり、デジタル化、SDGs(持続可能な開発目標)との連動性は
  • メガスポーツイベントの社会、経済、環境面における影響って?
  • 経済効果ってなに?おカネの視点からスポーツイベントを考える
メガスポーツイベント論

オリンピックやサッカー、ラグビーのワールドカップの歴史、構造、ビジネスを学び、合理的な知識の体系化を図る。

スポーツをビジネスの視点からとらえ、その価値の創造、最大化を考えるスポーツマネジメント学科。「メガスポーツイベント論」では、オリンピックやサッカー、ラグビーのワールドカップなどに代表されるメガスポーツイベントを取り上げ、その歴史、構造、意義、価値、ビジネス的側面などさまざまな観点から考察していきます。こうしたメガスポーツイベントは地域社会に大きな恩恵をもたらす半面、環境破壊などネガティブな側面もあると言われています。いわゆる正負のレガシーについても理解を深めていきます。

多数のメガスポーツイベントに接してきた教員とスポーツイベントから生み出されるマーケティング活動を考える。

経験豊富な教員と、メガスポーツイベントの経済波及効果、マネジメント、マーケティング活動を一緒に考えます。なぜ、2019年ラグビーワールドカップは経済的に大成功したのでしょうか。2021年の東京五輪・パラリンピックの入場料収入やテレビ放送権料、スポンサー収入などを拡大するためにはどうしたらいいのでしょうか。その他、地域のマラソン大会、サイクリングレースなどのスポーツイベントで地域活性化を図るためにはどう設計すればいいのでしょうか。そのマーケティングプランを作成します。

スポーツマネジメント論

スポーツマネジメント論ビジネスとしてクラブスポーツを考える
スポーツクラブマネジメントについて考察します。事例を参照しながらクラブビジネスや経営戦略のあり方を理解し、マネジメントプランを作成します。

スポーツビジネス現場実習
(事前・事後指導を含む)

スポーツビジネス現場実習(事前・事後指導を含む)最前線でマネジメント力を鍛える
スポーツメーカー、イベント運営会社などで5日間程度の実習を実施。顧客ニーズ、経営戦略など現場ならではの経験を通じてマネジメント力を高めます。

スポーツデータ解析演習

スポーツデータ解析演習データ分析から戦略を導く
基本的なデータの集計・分析手法を習得。その上で、プロスポーツ等、実際のスポーツビジネスに関するデータを分析し、戦略を立案します。

スポーツマネジメント学科 1年の時間割例

  MON TUE WED THU FRI
第1時限 スポーツマネジメント研究A スポーツライフマネジメント概論     運動方法・体つくり運動
(体操)
第2時限 基礎英語 I スポーツ行政 スポーツ産業論 I 運動方法・水泳  
第3時限 国語表現 I  日体大の歴史
(日体伝統実習を含む)
  教育原理 哲学
第4時限 情報処理
(情報機器の操作を含む)
  スポーツマネジメント概論 運動方法・陸上競技 運動方法・球技B

スポーツマネジメント学科カリキュラム
先輩に聞く!
スポーツマネジメント学科の
ここが好き
小川 メグ
スポーツマネジメント学科
所属:クリケットのクラブチーム(学外
東京都 佼成学園女子高等学校卒
マネ_小川

スポーツマネジメント学科を選んだ理由は?

私は日本にクリケットを広めるためにどのような手段や方法があるのかを学びたいと思い、この学科を選択しました。日本ではマイナースポーツとされているクリケットをメジャースポーツにするには、さらにはプロスポーツとして発展させていくためにはどのような活動やマネジメントを行う必要があるのか。クリケットを他のスポーツ同様ビジネスとして成り立たせることは出来るのかなど、スポーツの専門である日本体育大学で学びたいと思ったのがきっかけです。

スポーツマネジメント学科を選んで良かった点は?

スポーツマネジメント現場実習で自分が気になる業界に実習に行けることや、スポーツに関わる専門的な知識を様々な視点から学ぶことができるので、将来どのような形でスポーツに関わっていきたいかという選択肢が授業を受講して増えたことが良かったです。授業によっては実際にスポーツ業界で働いている方の特別講義などもあり、普段の授業では学ぶことができない、実際に働いている方の立場から経験談などを聞けることがとても良かったです。

日本体育大学に進学して成長した点は?

マネジメント学部でありながら、日本体育大学らしい実技実習も多くあり、特に海浜実習、スキー実習は日体大でしか経験のできない実習だと感じました。私は泳ぎが得意なわけでも、スキーができるわけでもありませんでしたが、挑戦したことで自分自身の壁を越え、自分に自信を持つことが出来ました。挑戦することを辞めないということを実習で学び、大学生活で最も成長を感じた瞬間でした。

将来の目標は?

今後は競技を続けながら、スポーツマネジメント学部で学んだことを活かし、一般のスポーツ企業に勤めたいと考えています。スポーツ企業で経験したことや学んだことを活かし、今後クリケット界がどのようにすれば大きくなっていくのか、成長できるのかを考え、クリケットを日本に広めていく活動を積極的に行っていきたいと考えています。また、自分自身が競技者としての先陣を切りクリケットというスポーツの楽しさや面白さを伝えていけるような人物になっていきたいと考えています。