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スポーツライフマネジメント学科

人と人をつなぐ学びがここにはある。
スポーツや健康に関するマネジメント論や社会学、哲学や歴史、公衆衛生や福祉などに関わる知識を修めた上で、アウトドアスポーツやレクリエーション、健康づくりのための運動や障がい者スポーツ、まちづくりなどについて学びます。そして、さまざまなスポーツライフを理解し、共生社会のリーダーとして、学校や地域・職域における多様な主体との協働によるスポーツの普及・拡大や健康づくりをマネジメントする能力を養います。

修業年限 4年
学位 学士(体育学)
修了・卒業要件 124単位以上
入学定員 110名
在籍者数 463名
男女比
男子59%女子41%
(2023年5月現在)

想定される進路

地域スポーツ指導者/中学校・高等学校教諭(保健体育)/社会教育主事/各種公務員/各種スポーツ団体/一般企業 ほか

取得がめざせる免許・資格

  • 中学校教諭一種免許状(保健体育)
  • 高等学校教諭一種免許状(保健体育)
  • 初級・中級パラスポーツ指導員
  • 社会教育主事(任用)
  • スポーツ・レクリエーション指導員
  • 公認アシスタントマネジャー(受験資格)
  • スポーツ施設管理士(受験資格)
  • スポーツ施設運営士(受験資格)

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学科のポイント

学校と地域の新たな関係を創出
スポーツライフマネジメント学科 学科のポイント1学校と地域をつなぐ教員・指導者として、部活動や地域スポーツのマネジメントができる知識と技能を養います。
共生社会の健康づくりを推進
スポーツライフマネジメント学科 学科のポイント2現代社会の様々な課題を解決するために、共生社会のリーダーとしてまちづくり、クラブづくり、健康づくりをマネジメントする能力を育成します。
アウトドアスポーツ・レクリエーション産業を牽引
スポーツライフマネジメント学科 学科のポイント3国内外におけるアウトドアスポーツうあレクリエーションプログラムの推進と産業の活性化に資する能力を養います。

学科の学び

豊かなスポーツライフを実現しよう!
スポーツのマネジメントを実践できる人材育成。
​アウトドアスポーツやレクリエーション、健康づくりのための運動や障がい者スポーツ、まちづくりなどについて学びます。そして、さまざまなスポーツライフを理解し、共生社会のリーダーとして、学校や地域・職域における多様な主体との協働によるスポーツの普及・拡大や健康づくりをマネジメントする能力を養います。

授業Pick up

環境問題を理解した指導者を育成
キャンプ理論・実習
担当教員 高荷 英久

実習のポイント
  • 山と海の関わりを理解し、人としての責任と役割を学ぶ
  • キャンプの魅力を広く伝える人材を育成
  • キャンプに関する資格の取得が可能
キャンプ理論・実習画像

キャンプに関わる理論、実技を総合的に学修。
希望者はキャンプインストラクター資格の取得も可能。

キャンプの指導者として必要な知識や技術能力(野外生活技術・野外活動技術)について総合的に学ぶ講義です。キャンプの楽しさを理解することはもちろん、その楽しさを他の人々に提供できる人材の育成を目指します。また、希望者はキャンプインストラクター資格を取得することも可能。すでにキャンプインストラクター資格を取得している人は、キャンプの実務的マネジメントも担えるキャンプディレクター2級の取得が可能です。

山から海への生態系のつながりを理解し
自然環境に対する人としての責任と役割を学ぶ。

教育的組織キャンプは総合的な科学的科目です。キャンプ体験を通じて自然と人との関わりを理解し、自然環境に対する人としての責任と役割について学ぶことができます。また、「海の資源のもとは山にある」と言われているように、森林の土壌の栄養分が川により運ばれ、海の生態系へとつながっていきます。キャンプを通じてこの一連の関係を観察することで資源環境についての理解を深め、生涯にわたって環境保全を考えることのできる指導者を目指します。

スポーツライフマネジメント概論

スポーツライフマネジメント概論生涯にわたってスポーツを楽しむ意義や価値について学ぶとともに、健康スポーツや身体活動を通じた持続可能で豊かな社会を普及・推進するための基礎的な知識と能力を修得します。

レクリエーション概論

レクリエーション概論「スポーツレクリエーション指導者」資格取得のための基礎科目として開講。生活の質を向上させる余暇のあり方とともに、人々を元気にするための指導・支援の方法を修得します。

地域スポーツ演習

地域スポーツ演習地域社会の課題解決につながるスポーツイベントを企画・立案。ステークホルダーの種類やニーズ、物品、会場の計画等、マネジャーの役割を実践的に学びます。

スポーツライフマネジメント学科 1年の時間割例

  MON TUE WED THU FRI
第1時限 生涯学習概論I 日体大の歴史
(日体伝統実習を含む)
  運動方法・体つくり運動
(体操)
障害概論
第2時限 スポーツマネジメント研究A 基礎英語 I 情報処理
(情報機器の操作を含む)
スポーツマネジメント概論 スポーツライフマネジメント概論
第3時限 スポーツ行政 国語表現 I 運動方法・陸上競技 運動方法・水泳 運動方法・球技B
第4時限 野外教育概論     教育原理  

スポーツライフマネジメント学科カリキュラム
先輩に聞く!
スポーツライフマネジメント学科の
ここが好き
赤池 鮎希
スポーツライフマネジメント学科
山梨県立甲府南高等学校卒
ライフ_赤池

スポーツライフマネジメント学科を選んだ理由は?

高校時代、医療系と教育系で迷っていて、救急医療学科について調べるため、日体大のガイドブックを見ていた時に、スポーツライフマネジメント学科と出会いました。教員免許を取得することに加えて、教育専門の学部で学ぶことのできない生涯スポーツや地域スポーツなどの幅広い分野を学べる点に魅力を感じ、進学することを決めました。

スポーツライフマネジメント学科を選んでよかった点は?

他学科に比べて実習が多く、特に「理論・実習」では、理論を深く学んだあとに現場での実習をするため、熱量大きく知識を吸収することができます。また、様々な資格が取れるため、現在は教員免許に加えて、社会教育主事や障がい者スポーツ指導員の資格取得に関する科目を学んでいます。幅広い分野を学べることで視野が広がり、将来に繋がる充実した時間を過ごすことができる点が魅力的です。

日本体育大学に進学して成長した点は?

答えのない課題解決に意欲的に挑戦できるようになったことです。私の所属するゼミでは、スポーツとまちづくりをテーマに長野県東御市で現地調査を行い、東御市長に事業提案をする活動を行っています。答えのある問いを考えて正解を覚えるような学びではなく、常に新しいことを追い求める力が身に付きました。さらに、ネットや本の情報だけではなく現地で情報収をする大切さや、相手を納得させる提案力が磨かれていると感じています。

将来の目標は?

将来は、スポーツとまちづくりを通して、地元に貢献したいと考えていました。教員を目指してこの学科に入学しましたが、幅広い分野を学び、地域スポーツの面白さを知ったことで、地域の役に立ちたいという気持ちが大きくなりました。スポーツ行政に携わり、ひとりひとりのライフステージに応じたスポーツの普及に努めていきたいです。