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バンクーバーオリンピック 結果報告

2010.5.14更新(本学広報課調べ)

 冬季五輪史上最多となる82の国と地域から約2600名の選手が参加した「第21回冬季オリンピック競技大会(2010/バンクーバー)」が閉幕した。本学関係者は本橋麻里選手(カーリング)、皆川賢太郎選手(スキーアルペン)、佐々木明選手(スキーアルペン)が参加。
 また、日本スピードスケート史上最年少で出場した高木美帆選手のコーチとして櫻井知克士氏が大会を支えた。残念ながら十分な力を出し切れなかったが、日本の冬季五輪に新風を吹き込んだことは間違いない。次回ソチへ向けて、さらなる飛躍を期待したい。

■オリンピック出場選手
本橋  麻里(カーリング)

体育学部体育学科3年 学友会スケート部 所属:NTTラーニングシステムズ

 バンクーバーオリンピック期間中、大学関係者の方々からも多くのご声援を頂き、ありがとうございました。
この度のオリンピックでは、8位入賞という悔しい結果での帰国となりました。
 世界の壁の厚さを痛感し、悔しさの残る大会となりましたが、皆様からの応援を背に、胸を張りアイスへと立つことが出来ました。そして、チームで、戦い抜いたバンクーバーオリンピックは、ささやかな経験と財産になりました。この次につなげる為に、これからも精進して練習に励みたいと思います。

写真提供:PHOTO KISHIMOTO

佐々木  明(スキーアルペン)

体育学部体育学科出身 所属:エムシ

 ソルトレイクオリンピック、卜リノオリンピック、そして今回3度目のオリンピック、バンクーバーオリンピックが終了しました。結果として18位という数字は、決して自分に充実感を与えてくれる数字ではありません。ただ、ここまでの4年間は充実していたと自信を持って言えます。ヨーロッパのオーストリアに拠点を移したのが日体大に在籍していた1 年生の終わり。それから今まで最高の環境でトレーニングを積んできました。これからもオーストリアでの生活はずっと続けて、また次のオリンピックもメダルだけを狙ってやっていきます。
 世界で戦う事は、とても刺激的な事ばかりです。日体大の皆さんも、進む道は違っても世界で活躍出来る事は、最高に刺激的な事なので是非世界に目を向けて欲しいと思います。
 応援ありがとうございました。心から感謝です。近い未来皆さんの前でお話しする機会があれば、オリンピックや海外での生活の話を飽きる程したいと思います。
 ちなみにスポーツ医学教授の山本 郁榮は義理の父です。オリンピックでも現地ではテーピングから食事全てにおいてサポートしてもらいました。

写真提供:PHOTO KISHIMOTO

皆川  賢太郎(スキーアルペン)

体育学部体育学科出身 所属:竹村総合設備

 選択肢が少ない試合でしたが、少なくとも自分が選んだ作戦に悔いはありません。私ができるメダルへ一番近い選択を実行した事へは嘘は無い。
 この4年間、2度目の怪我でも私を見放さず応援してくださった学長はじめ日本体育大学の皆様への思い、応援してくださった方々への思い、今は本当に感謝しています。
 日本体育大学で過ごした時間が今も私を強くしています!本当に大きな経験をさせて頂いた事へ感謝しています。
 今後、私が出した選択肢を皆様が共感できた時また応援して頂けたら幸いです。
 本当に、本当に、ありがとうございました。

写真提供:PHOTO KISHIMOTO

■パラリンピック出場選手
小池  岳太(スキーアルペン)

体育学部社会体育学科出身 所属:セントラルスポーツ

3月12日から10日間、44か国・地域から約500名の選手が参加。日本勢は金3個を含む、過去最高のメダルを獲得。小池選手もトリノ大会を上回る好結果を残した。

  • ●男子スーパーコンバインド(カテゴリー:スタンディング) 13位 2分22秒67
  • ●男子スーパー大回転( カテゴリー:スタンディング) 9位 1分25秒29
  • ●男子ダウンヒル(カテゴリー:スタンディング) 12位 1分26秒31
  • ●男子大回転(カテゴリー:スタンディング) 棄権
  • ●男子回転(カテゴリー:スタンディング) 18位 1分53秒23

写真提供:PHOTO KISHIMOTO

■スタッフ
櫻井  知克士(スピードスケートコーチ)

体育学部体育学科出身 所属:帯広スケート連盟(緑園中学校教員)

高木美帆活躍の陰に日体大あり!

 この度、2010バンクーバーオリンピックをスピードスケート日本代表として、若干15歳で出場した高木美帆に対し、温かいご声援をいただきありがとうございました。
 今回、活躍した高木美帆は素晴らしいご両親に育てられたからであることはもちろんですが、今回の大躍進の影には秘密があります。それは、日体大の卒業生達の存在です。彼女の通う北海道幕別町立札内中学校では、学級担任、スケート部顧問、サッカー部の顧問が全て日体大の卒業生。そして、十勝中体連スピードスケートクラブとして高木の指導に直接関わらせていただいた私も、日体大卒業です。なんと、彼女のお兄ちゃんまで日体大(現2年)に在学中です。私生活から、学校生活、部活動に至るまで日体大卒業生のきめ細かな指導や連携により、日々中学生として力をつけ、結果的に部活動でも大きな力を発揮しました。  このように、多くの日体大卒業生に固まれて成長した、高木美帆というスケート界の宝をこれからも見守ってください。

写真提供:PHOTO KISHIMOTO

大会は2月12 日から28日の17日問。日本選手団は、94名が6競技61種目に参加。銀メダル3個、銅メダル2個、入賞26と前回トリノオリンピックを上回る結果を残した。特に、フィギュアスケート、スピードスケート勢の活躍が大会に華を添えた。
浅田真央選手との宿命対決に勝利したキム・ヨナ選手をはじめとする韓国・中国の活躍も目覚しい。
2014年のロシア・ソチ大会に向けて、チームジャパンの一層の競技力向上が期待される。

応援ありがとうございました。

 大会中の2月22・23日の両日、本橋麻里選手の出場にあわせて、東京・世田谷キャンパス学生食堂にて応援会が開催された。学友会総務部・応援部を中心として企画されたもので、200名を超える学生が参加。大画面に本橋選手の姿が映し出されると、会場は大きな声援に包まれた。
 熱い思いはバンクーバーへ届いたに違いない。

 

【出場選手の結果・記録(日体大関係者)】

  • ・カーリング女子 本橋麻里(体育学科3年/NTTラ一二ングシステムズ)  8位
  • ・スキー(アルペン) 男子回転 佐々木明(EMUSI)  18位 1分41秒76
  • ・スキー(アルペン) 男子回転 皆川賢太郎(竹村総合設備)  途中棄権
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