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大会競技説明

出場予定選手

ハーフパイプ

幅広の1枚板に両足を固定して雪上を滑走するスノーボードは、1998年の長野五輪からハーフパイプと大回転が正式種目に採用された。ハーフパイプは、文字通りパイプを半分に切ったような半円状の斜面を往復しながら滑り降り、空中で繰り出される華麗な技を競う採点競技。6人のジャッジが、技の難易度や高さ、完成度、多様性などを減点法で採点する。試技は2回行われ、高いほうの得点で順位が決定。2回目の滑走順は、1回目の得点が低い選手からスタートする。

日本におけるハーフパイプ

これまでの日本人の成績は、2002年のソルトレークシティー五輪に出場した中井孝治の5位が最高。女子では同じ大会で三宅陽子が8位入賞を果たした。また、2010年のバンクーバー五輪では、男子の國母和宏が8位に入っている。ソチ五輪は、1月のワールドカップで優勝した青野令が2大会連続の出場。さらに初の代表入りとなる子出藤歩夢ら5人(男子4人、女子1人)が出場する。バンクーバー五輪で9位だった青野は、プロペラのように空中で横に3回転半する大技「BS1260」で日本人初のメダル獲得を目指す。

見どころ

何と言っても、1回の滑走で5~7回行われる高難度な技の応酬だ。近年は、回転技に手でボードをつかむ「グラブ」を加えた複合技や、「マックツイスト」「ダブルコーク」と呼ばれる横の回転に縦回転を加えた3D系の大技などテクニックがますます進化している。

世界の強豪

ハーフパイプはアメリカ勢が圧倒的な強さを示しており、これまで金7個を含む19のメダルを獲得。なかでも絶大な人気を誇っているのが、トリノ、バンクーバーと2大会連続で金メダルを獲得したショーン・ホワイトだ。世界最高峰のプロ大会として知られる冬季Xゲームでは、スーパーパイプで6連覇を達成。バンクーバー五輪では、大技の「ダブルマックツイスト1260(3回転半)」を決めてファンを魅了した。ソチ五輪でも断トツの優勝候補に挙げられており、さらに回転数を増した「ダブルコーク1440(4回転)」の成功に期待が高まっている。

日体大からの出場者

過去、日体大関係の出場者はいない。今回の青野、子出藤両選手が在学生にして初の挑戦となる(青野選手は日体大入学前にバンクーバー五輪に出場)。

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