事業紹介

事業紹介
日本体育大学(NSSU:Nippon Sport Science University) オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業(N-COPE:NSSU-Center for Olympic and Paralympic Empowerment)は、2020年東京オリンピック・パラリンピックを開催するにあたり、東京大会が理念の実現と人類への寄与を果たすための“ムーブメント”に着手する必要性があることから平成28年9月にスポーツ庁より採択され、設立されました。
本事業の柱は次の2点にあります。
- オリンピック・パラリンピックそのものについての学びを全国的に普及し、ムーブメントを醸成するための活動を行う
- オリンピック・パラリンピックを通じた学びを国民的レベルで深めるための支援活動を行う
大会そのものへの興味関心向上だけでなく、オリンピックおよびパラリンピック価値の理解を深めると共に、規範意識の涵養、国際・異文化理解、共生社会への理解を深めるためのオリンピック・パラリンピック教育を全国的に展開し、未来のアスリートや青少年をはじめとして、国民全体がオリンピックを契機にスポーツの価値を学び、スポーツを通して平和の実現に貢献しうる世界市民としての目覚めをサポートしていきます。
平成28年度においては、オリンピック・パラリンピックの理念に基づきながら、推進地域として採択された石川県、高知県、長崎県の各県教育委員会、体育協会、各種スポーツ団体、県内各大学、NPO法人およびメディアと連携をとりながら、体験活動講座、市民フォーラム、教員向けワークショップ等を開催し、教育現場における具体的な授業プログラムの作成を行い、ネットワークを構築してきました。
平成29年度からは推進地域を拡大し、全国中核拠点の一つとして、地域拠点の支援、全国フォーラムの実施(平成29年度のみ)、全国コンソーシアムへの参加およびオリンピック・パラリンピック教育に関する広報の実施をしていきます。
ロゴマーク
オリーブは古代ギリシア時代から「恵みの樹」として重宝され、平和と平穏を象徴する樹としても地中海諸国で植えられてきました。また、水がなくても枯れることなく根を生やし育つことから、不死の力をもったものの象徴として古代オリンピックの優勝者には、オリーブの葉冠が授与されていました。
国際オリンピック委員会(IOC:International Olympic Committee) 会長トーマス・バッハ氏の日本体育大学名誉博士号授与を記念して、樹齢350年のスペイン産のオリーブを植樹したことを機に、数多くのオリンピアン・パラリンピアンを輩出してきた大学として、その恵みと勇者の象徴であるオリーブの葉をロゴマークに起用しました。

体制図
日本体育大学 (全国中核拠点) |
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関係団体 |
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地域拠点 15カ所 北海道・栃木県・千葉県・千葉市・新潟県・新潟市・石川県 山梨県・大阪市・兵庫県・神戸市・岡山県・岡山市・高知県・大分県 |
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【オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開】
