救急医療学科1920×700

救急医療学科

切迫した危機的状況下で、人命に関わる重責を担える
総合的な実践力を持った救急救命士を育成する。
救急医療、蘇生医療、災害医療を3つの柱として、それぞれ国際的な立場で実践活動・指導できる救急救命士を育成します。医療人として求められる高い倫理観と崇高な精神を徹底的に教育し、日本の各分野で活躍中の多数の著名人からの特別講義や国家試験対策・就職対策が充実し、専門家からの質の高い講義と実践的な実習を行っています。

修業年限 4年
学位 学士(救急医療学)
修了・卒業要件 133単位以上
入学定員 80名
在籍者数 337名
男女比
男子80%女子20%
(2021年5月現在)

想定される進路

  • 医療現場・医療施設での活躍
  • 駅や空港、学校、企業などさまざまな施設において救命士として活躍
  • 大学や医療機関で研究を続け、現場で指導できる人材として活躍
  • 国際貢献できる人材として海外で活躍

取得がめざせる免許・資格

  • 救急救命士(受験資格)
  • 第一種衛生管理者
  • 防災士(受験資格)
救急医療学科_01
救急医療学科_02
救急医療学科_03

学科のポイント

充実した講義や演習、実習を通して理論と感性に秀でた医療人を育成。
国家試験合格に向けて、基礎医学・臨床医学全般の講義及び救急・災害医療の講義や演習だけでなく、関東での複数消防本部への救急車同乗実習や有名臨床指定病院実習などの充実した現場経験と学術的な卒業研究指導を通して、様々な分野で活躍する理論と感性に秀でた医療人を育てます。
緊急医療学科の3本柱

救急車同乗実習Ⅱ

日体大だからこそ実現可能な充実した臨床実習!
救急車同乗実習Ⅱ_01実際の救急現場をリアルに再現したシミュレーション
救急車同乗実習Ⅱ_02感染防止に配慮した遠隔中継による救急活動検討会
救急車同乗実習Ⅱ_03救急車を走行させ現役消防官の指導を受ける学内実習
救急車同乗実習Ⅱ_04学生の希望を尊重!全国の消防機関で行う救急車同乗実習

全国の消防機関で救急車同乗実習を実施

新型コロナウイルス感染症拡大で多くの救急救命士養成校が病院や消防署での実習を中止する中、当学科は「今だからこそ医療従事者の姿を学ぶべき」と考え、従来通りに実習を実施してきました。「救急車同乗実習Ⅱ」もそのひとつ。ITを活用した遠隔での検討会やVR教材の活用など、最先端の科学技術を駆使した学内実習により、学生は119番通報から医療機関収容までの救急活動の一連の流れを習得。その後、日本体育大学と信頼関係にある全国の消防機関で救急車への同乗実習を行います。この貴重な経験により、学生は真の危機管理能力を獲得できます。

救急救命士×女性活躍社会!

現在、日本の救急隊員のうち女性はわずか2%。救急現場で助けを待つ傷病者は男女半々ですから、今後は救急医療の分野でも女性の活躍が期待されています。本授業の担当教員の1人である中澤真弓も、東京消防庁に20年間勤務し、救急隊長や救急機関員を経験。救急活動に「女性だからできない」ということはないと、実証してきました。救急医療学科における女子学生の割合は約20%です。中澤の経験を生かし、男子も女子も救急救命士として現場で活躍できるようになるまでサポートしていきます。

学科の学び

感染症対策をしっかり行い、今こそ医療人の崇高な姿を学ぶ

授業Pick up

解剖学Ⅱ、Ⅲ解剖見学実習災害医学

解剖学Ⅱ、Ⅲ解剖見学実習災害医学救急医療の現場に不可欠な人体構造を肉眼解剖で学ぶ
解剖学は、臨床現場で医療人に求められる専門知識·技術の体得の基礎となります。当学科では人体の構造を3次元的にしっかりと理解するために、肉眼解剖学実習を複数回実施する、他校では類を見ないカリキュラムになっています。実際の臓器を手にした感動とご献体に対する感謝の気持ちは、崇高な精神が宿り自己成長につながります。解剖学Ⅲでは、肉眼解剖の最高権威の先生から講義も受けられます。

災害医学

災害医学日本の災害医学の大家である講師の方々を招き、最前線の災害知識を得る
自然災害、人為災害、特殊災害のすべての災害医学を学んだ後に、海外や日本の被災地で指導してきた著名な専門家や日本DMAT(災害派遣医療チーム)で指導的立場の方々を招いて、モチベーションの高い救急救命士の育成に繋がる独自の実践的な目玉の講義をどうぞ!

外科学総

外科学総論救急現場活動とチーム医療に求められる実践的な外科的知識を修得する
長年第一線で活躍してきた現役救急外科医であり、あらゆる医療職種を教育してきた小川理郎学科長から、社会との接点や医療倫理も含めた患者の救命に必要な外科の基本的知識と技術、術後全身管理法について、また国家試験の出題ポイントや病院実習に必要なわかりやすい講義です。

病院実習Ⅰ·Ⅱ

救急救命士養成課程の大学で初めて、病院実習の教育効果を高めるだけでなく、学生の精神面も配慮した独自の病院実習体制を構築しています。
2年次に初期·二次救急医療機関での実習の実施、3年次に三次救急医療機関(救命救急センター)で実習を実施しています。

【カリキュラムの改定】
救急救命士法の改正に対応したカリキュラム変更を検討しています。
医療機関就職希望者に対応した講義や演習等が追加されます。
入学時のカリキュラムが変更になることがございますので、ご注意ください。
病院実習Ⅰ·Ⅱ
病院実習Ⅰ·Ⅱ_01救命救急センターでの実習
病院実習Ⅰ·Ⅱ_02病院実習前の練習風

救急車同乗実習Ⅰ·Ⅱ

政令指定都市や中核市だけでなく、学生の故郷を含む様々な地域の消防機関へ出向き、救急車へ同乗します。
救急車に同乗し実際の救急業務を経験することができるだけではなく、2年次から自衛隊や海上保安庁での施設見学等も行い、学内では自走可能な救急車を用いた臨地実習を展開しています。

救急車同乗実習Ⅰ·Ⅱ_01
実習受入先

【海上保安庁との包括連携協定の締結】

2020年11月30日に海上保安庁第三管区海上保安本部と包括連携協定を締結しました。今後学生が消防機関での救急活動だけではなく、海難救助における救急活動についても見識を深めることができる貴重な機会となりました。
救急車同乗実習Ⅰ·Ⅱ_03様々な地域での救急車同乗実習
救急車同乗実習Ⅰ·Ⅱ_04海上保安庁との包括連携協定の締結
※提携医療機関数、実習受入先は2019・2020年度実績となります。

救急医療学科 1年の時間割例

  MON TUE WED THU FRI
第1時限 基礎細胞生物学 心理学 医学概論
第2時限 救急医学概論 スポーツ人類学 アスレティックトレーニング 生理学
第3時限 生化学 解剖学 I 公衆衛生学 法学入門
第4時限 日体大の歴史
(日体伝統実習を含む)
医療英語 I 医療英語 I
集中講義/実習 救助救命医療学演習 【1年】╱野外活動実習I(海) 【1年】
救急医療学科カリキュラム
先輩に聞く!
救急医療学科のここが好き
佐藤 ゆずほ
救急医療学科4年
所属:救急医療サークル
福岡県 博多女子高等学校卒
佐藤 ゆずほ

救急医療学科を選んだ理由は?

小学校の頃から大のスポーツ好きで、将来は「人のために何かで役立ちたい」と考えていました。オープンキャンパスで新学科に興味をもって説明を受け、「困窮している人々に寄り添って人を救えば、決して絶えることのない誇らしい満足感でその夜は眠れなくなる」という先生のことばに衝撃を受けました。心に火がつき「人命救助に役立つ知識と技術を身につけて、自分もそのように体感したい」と救急救命士になりたいと思いました。日体大を選んだ一番の理由は、「学科の発展のために、新しいことにどんどん挑戦しています」と生き生きとした熱意を先生から感じたからです。私は「日体大ならいろんなことに挑戦でき、自分に一番向いている!」と思って進学を決意しました。

救急医療学科を選んでよかった点は?

オープンキャンパスでの説明の通りで、私の認識は間違っていませんでした。まず教養科目の学習内容が専門科目と公務員試験を学ぶのによく繋がっています。社会の出来事や医療問題により関心を抱くようになりました。1年生から救急医学が学べて意欲が上がります。救急医療で高名な先生方から興味深く医学知識や技術を教えていただけます。講義以外でもよくお話ができ大変距離が近いのも魅力です。次に病院前救護に関わるワクワクするイベントが多く、1年のとき自分が参加したイベントを学内の救命研究会で発表しました。発表の仕方も教えてもらえます。救急サークルはよき先輩や心の支えになる友達に恵まれています。米国シアトルの研修では世界一の救急システムが体感でき、パラメディックの方々や地元の大学生との楽しかった交流は今も忘れられません。またコロナ禍でも他校が中止になっている救急車同乗実習や病院実習に行けたこと。遠隔と対面での国家試験対策や就職対策の講義も充実し、さらに初めてのVR(Virtual Reality)での実習は自宅でもいつも通りの実習に思います。先生方はいつも学生目線で私達を第一に考えてくれていると思います。

日本体育大学に進学して成長した点は?

自分がどこまで成長したのか正直なところよく分かりません。講義や実習を通して全く元気な人でも突然に命をなくすことがよく理解できたので、今の時間を大切にする習慣と物事を広く捉える考え方を身につけ、先を見据えて行動するようになりました。良き友達や先生方、いろんな方々が自分の支えになっているのでいつも感謝しています。人に尽くすことが必ず自分に返ってくるので、空き時間は後輩の実習補助を行うSA(スチューデントアシスタント)にも自ら取り組むようになりました。

将来の目標は?

小さい頃から両親の背中を見て、「将来は人のために何かで役立ちたい」と望んできたので、人の命をあずかる救急救命士の資格をまず取って、病に悩んで先々の不安に脅えている患者さんに寄り添って、救急救命士の資格と共に人として成長していきたいです。それが社会貢献にさらには国際貢献へと広がっていけば最高です。

先輩のStudy Life

植松 望実
Q.手強い科目は?
内科の基礎と疾患の特徴を学ぶ「内科学」です。覚えることが多く、内容も難しいですが、救急医療の多くは内科的な原因によるものなので、がんばって理解したいです。
植松 望実 東京都/東久留米総合高等学校 所属/救急医療サークル
高山 航
Q.授業の満足度は?
実習や講義では、全国から集まった経験豊富な救急救命専門指導教員から直接指導いただけます。野外実習も多く、救急救命士を目指す私には非常にやりがいのある環境です。
高山 航 群馬県/高崎商業高等学校 所属/救急医療サークル
遠藤 信太郎
Q.好きな科目は?
実習科目の「シミュレーション基礎」です。座学で学んだ知識を実践し、技術の向上や資器材への理解を深めることで、救急救命士に近づいている手応えを感じられます。
遠藤 信太郎 静岡県/知徳高等学校