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アーカイブ 04アテネオリンピック

21世紀最初のオリンピックである2004年のアテネオリンピックには、日本体育大学の在学生、卒業生合わせて22名の選手が出場しました。本学の選手たちは、金メダル4個、銀メダル2個、銅メダル5個、計11個のメダルを獲得し、日本の総メダル数の約1/3を占める大活躍を見せてくれました。
また、各競技の役員・監督・コーチとして19名が選手たちの躍進を支えるスタッフとして活躍しました。

アテネオリンピック報告会アテネオリンピック日体大関係出場選手の結果表示2004 アテネオリンピック壮行会平成16年度JOCスポーツ賞「トップアスリートサポート賞」優秀団体賞受賞

 

「アテネオリンピック報告会」

“アテネオリンピック日体大関係出場選手の結果”を見る

 平成16年10月29日、都内ホテルにおいて「アテネオリンピック報告会」が行われ、アテネからの帰国後もご多忙な日々のなか、本学学生・卒業生の出場選手22名の内、12名の選手に出席いただきました。

 出席者は500名を超え、開会宣言を合図に大きな歓声に包まれ選手の入場となり、最初に出場選手全22名が紹介され、長谷川正明学長の挨拶に続き、ご来賓の皆様からご祝辞を賜りました。この後、北島康介選手が2003年の世界新記録樹立で第1号の受賞者となった、スポーツ・学術・社会活動・国際交流等において功績のあった学生を表彰することを目的とした「特別学長賞」が、北島康介選手(2年連続)と中村礼子選手に授与されました。そして12名の選手ひとり一人からアテネ五輪の感想や今後の抱負などが述べられ、在学生代表12名から花束贈呈が行われました。

 最後に清水義明スポーツ局長からお礼の挨拶があり、今回の勢いが次回2008年北京オリンピックに続くようにと胡弓演奏の音色に送られながらの閉会となりました。

 
特別学長賞授与・北島選手
特別学長賞授与・中村選手
盛況な会場の様子
特別学長賞・クリスタルトロフィー
 

アテネオリンピック日体大関係出場選手の結果表示


応援ありがとうございました。

2011年5月25日 更新)
  (順不同・敬称略)
種目・結果 名前 ふりがな
柔道(48kg級)
アテネ8/14 女子48kg級 金メダル
谷 亮子 たに りょうこ
平成12年大学院博士前期課程修了。福岡県出身。 中学3年で国際大会(福岡国際)にデビューし、初優勝。オリンピックは、92年バルセロナと96年アトランタで銀、2000年シドニーで念願の金メダルを獲得。現在、トヨタ自動車所属。
種目・結果 名前 ふりがな
体操競技
アテネ8/16 団体総合決勝  金メダル
水鳥 寿思 みずとり ひさし
平成15年卒業。静岡県出身。 2002年アジア大会でナショナル選手。度重なる怪我を克服しアテネ五輪代表の座を射止める。 現在、徳洲会所属。
種目・結果 名前 ふりがな
バドミントン(ダブルス)
アテネ8/16 男子ダブルス(舛田・大束組) 2回戦敗退 
舛田 圭太 ますだ けいた
平成13年卒業。石川県出身。2000年シドニー五輪初出場。1998年から2002年まで全日本総合シングルス5連覇。大束選手とのダブルスは国内では無敵。現在、トナミ運輸所属。
バドミントン(ダブルス・ミックスダブルス)
アテネ8/15 ミックスダブルス(大束・山本組) 1回戦敗退
アテネ8/16 男子ダブルス(舛田・大束組) 2回戦敗退
大束 忠司 おおつか ただし
平成15年大学院博士前期課程修了。長崎県出身。最近は、シングルスからダブルス・ミックスダブルスへ専念。現在、トナミ運輸所属。
種目・結果 名前 ふりがな
競泳(平泳ぎ)    トピックス-北島康介君平泳ぎ2冠達成!
アテネ8/15 100m平泳ぎ決勝  金メダル
アテネ8/18 200m平泳ぎ決勝 金メダル(五輪新=2分9秒44)
アテネ8/21 400mメドレーリレー決勝 銅メダル(日本新)
北島 康介 きたじま こうすけ
体育学部4年生。東京都出身。高校3年の日本選手権100m平泳ぎを日本新で優勝、シドニー五輪は4位。2003年バルセロナ世界選手権で100m(59秒78)・200m(2分9秒42)の平泳ぎ世界新記録で2種目を制覇。今回五輪での金メダルを目指す。

競泳(背泳ぎ)
アテネ8/16 100m背泳ぎ決勝 4位

アテネ8/20 200m背泳ぎ決勝 銅メダル
(日本新=2分9秒88)

アテネ8/21 400mメドレーリレー決勝 5位



中村礼子
200m背泳ぎで銅メダルを手にする中村礼子選手=20日水泳センターメーンプール
(写真提供:共同通信社)
中村 礼子 なかむら れいこ
体育学部4年生。神奈川県出身。2001年の福岡、2003年のバルセロナと、世界選手権に2大会連続出場。2002年釜山アジア大会200m背泳ぎで金。今年の日本選手権で初の五輪キップを獲得。
種目・結果 名前 ふりがな
レスリング(フリー・55kg級)
アテネ8/27 1次リーグ
○田南部(3)-×アブドゥラエフ(0)
○田南部(6)-×ドゥット(1)
(決勝トーナメント進出)

決勝トーナメント1回戦
○田南部-×金孝燮
(準決勝進出)
アテネ8/28 準決勝
×田南-○アバス (3位決定戦へ)
3位決定戦
○田南部 - ×カルダノフ 銅メダル獲得
田南部 力 たなべ ちから
平成10年卒業。北海道出身。2000年シドニー五輪出場10位。今回のアテネは2大会連続出場。現在、警視庁所属。
レスリング(フリー・66kg級)
アテネ8/27 1次リーグ
○池松(4)-×ジェシー(1)
○池松(7)-×白鎮国(4)
(決勝トーナメント進出)

決勝トーナメント1回戦
×池松-○スピリドノフ
(5-6位決定戦へ)
8/28 5-6位決定戦
○池松-×タスクディス
最終順位 5位
池松和彦
5位決定戦で果敢に攻める池松和彦選手 =28日アノリオシア・ホール
(写真提供:共同通信社)
池松 和彦 いけまつ かずひこ
運動方法(レスリング)研究室助手。平成14年卒業。福岡県出身。中学時代は柔道部。2003年世界選手権銅メダル、全日本選手権優勝で五輪切符を手にした。
レスリング(フリー・84kg級)
アテネ8/27 1次リーグ
×横山   -○ホダエイ
○横山(4)-×アンジュ(2)
(1次リーグ敗退)
横山 秀和 よこやま ひでかず
平成6年卒業。秋田県出身。1996年アトランタ五輪出場。アテネは2大会ぶりの五輪出場となり、1大会あけての出場は日本レスリング界初。現在、秋田商業高校教諭。
レスリング(グレコ・60kg級)
アテネ8/25 1次リーグ
○笹本(4)-×グスマン(0)
○笹本(7)-×ステファネク(2)
(決勝トーナメント進出)
アテネ8/26 決勝トーナメント1回戦
×笹本(3)-○ナザリャン(5) (5-6位決定戦へ)
アテネ8/26 5-6位決定戦
○笹本(4)-×コイジャイガノフ(0)
笹本 睦 ささもと まこと
平成12年卒業。神奈川県出身。2000年シドニー五輪初出場、8位入賞。今回のアテネは2大会連続出場。現在、綜合警備保障所属。
レスリング(グレコ・74kg級)
アテネ8/25 1次リーグ
×永田(1)-○コボノフ(3)
×永田(1)-○イリハンヌクセラ(3)
(1次リーグ B組敗退)
永田 克彦 ながた かつひこ
平成8年卒業。千葉県出身。日体大時代、学生王者に。2000年アジア選手権で優勝、シドニー五輪銀メダル。今回のアテネは2大会連続出場。現在、新日本プロレス所属。
レスリング(グレコ・84kg級)
アテネ8/24 1次リーグ
×松本(0)-○アブラハミアン(3)
○松本(3)-×ケンジャエフ(2)
○松本(6)-×バトキ(4)
7位(1次リーグ F組敗退)
松本 慎吾 まつもと しんご
平成12年卒業。愛媛県出身。今回、99年の世界王者を破って初の五輪出場を果たす。現在、一宮運輸所属。
種目・結果 名前 ふりがな
ソフトボール
予選リーグ
アテネ8/14 日本-豪州 2-4
アテネ8/15 日本-台湾 6-0
アテネ8/16 日本-米国 0-3
アテネ8/17 日本-カナダ 0-1
アテネ8/18 日本-ギリシャ 6-0
アテネ8/19 日本-イタリア 1-0
アテネ8/20 日本-中国 2-0

準決勝 アテネ8/22 日本-中国 1-0

3位決定戦
アテネ8/22 日本-豪州 0-3 銅メダル

高山 樹里 たかやま じゅり
平成11年卒業。神奈川県出身。96年、日体大2年の時、アトランタ五輪出場4位。98年世界選手権3位。2000年シドニー五輪ではエースとして活躍し、銀メダルに貢献。現在、豊田自動織機所属。
種目・結果 名前 ふりがな
ウエイトリフティング(56kg級)
アテネ8/15 記録なし(スナッチ3回試技失敗)
山田 政晴 やまだ まさはる
平成16年卒業。群馬県出身。03年世界選手権出場。今年の全日本選手権において大会新記録で優勝し、初の五輪出場を果たす。現在、群馬綜合ガードシステム所属。
種目・結果 名前 ふりがな
シンクロ(チーム)
アテネ8/26 女子チームテクニカルルーティン 
日本(藤丸、原田、川嶋、鈴木、立花、武田、巽、米田) 2位

アテネ8/27 女子チームフリールーティン 
日本
(藤丸、原田、北尾、鈴木、立花、武田、巽、米田、川嶋) 
銀メダル獲得

藤丸 真世 ふじまる みちよ
平成14年卒業。東京都出身。2001年日体大4年の時、福岡世界水泳選手権で銀メダル。03年バルセロナ世界水泳銀メダル。今回、初の五輪出場。現在、アクラブ調布 ・ ヒノキ新薬所属。
種目・結果 名前 ふりがな
ボート(軽量級ダブルスカル)
アテネ8/15 軽量級ダブルスカル(岩本・内山組) 予選1組 5位(敗者復活戦へ)
アテネ8/17 敗者復活戦2組 4位(13-18位決定戦へ)
アテネ8/21 13位以下決定戦 13位

岩本 亜希子 いわもと あきこ
平成15年大学院博士前期課程修了。長野県出身。2000年のシドニー五輪に出場し14位。02年釜山アジア大会で銀メダル。今回のアテネは2大会連続出場。現在、アイリスオーヤマ所属。
種目・結果 名前 ふりがな
バスケットボール
予選リーグA組
アテネ8/14 日本-ブラジル 62-128
アテネ8/16 日本-ナイジェリア 79-73
アテネ8/18 日本-豪州 78-97
アテネ8/20 日本-ロシア 71-94
アテネ8/22 日本-ギリシャ 91-93

9-10位決定戦 アテネ8/24 日本-中国 63-82
矢代 直美 やしろ なおみ
平成12年卒業。茨城県出身。日体大時代はキャプテンとして活躍し、2度のユニバシアード出場。今回、初の五輪出場を果たす。現在、日本航空所属。
種目・結果 名前 ふりがな
フェンシング(フルーレ)
アテネ8/18 個人2回戦敗退
菅原 智恵子 すがわら ちえこ
平成11年卒業。宮城県出身。日体大4年の時、全日本選手権フルーレとエペの個人ダブル優勝。02年釜山アジア大会個人戦フルーレ6位・エペ7位。今回初の五輪出場を果たす。現在、宮城クラブ ・ 鼎が浦高校教諭。
種目・結果 名前 ふりがな
カヌー(カヤックフォア)
アテネ8/23 女子カヤックフォア500m 予選2組 4位(準決勝へ)
(北本、鈴木、竹屋、足立)
アテネ8/25 女子カヤックフォア500m 準決勝2位 (決勝進出)
(北本、鈴木、竹屋、足立)
アテネ8/27 女子カヤックフォア500m決勝 9位
(北本、鈴木、竹屋、足立)
竹屋 美紀子 たけや みきこ
平成15年卒業。山形県出身。02年釜山アジア大会3位。今年のアジア地区最終予選で1位、初の五輪出場を果たす。現在、山形県谷地高校教諭。
種目・結果 名前 ふりがな
アーチェリー
アテネ8/19 個人 銀メダル
アテネ8/21 団体1回戦 日本-フランス 254-241
団体準々決勝 日本-ウクライナ 236-242
 
山本 博 やまもと ひろし
昭和61年卒業。神奈川県出身。1984年ロサンゼルス五輪で銅メダル獲得。今回で5回目の五輪出場は、男子通算最多タイ記録。現在、大宮開成高校教諭。
種目・結果 名前 ふりがな
野球(投手)
予選リーグ
アテネ8/15 日本-イタリア 12-0
アテネ8/16 日本-オランダ 8-3
アテネ8/17 日本-キューバ 6-3
アテネ8/18 日本-豪州 4-9
アテネ8/20 日本-カナダ 9-1
アテネ8/21 日本-台湾 4-3
アテネ8/22 日本-ギリシャ 6-1

準決勝 アテネ8/24 日本-豪州 0-1(日本は3位決定戦へ)

3位決定戦
アテネ8/25 日本-カナダ 11-2 銅メダル
小林 雅英 こばやし まさひで
平成9年卒業。山梨県出身。千葉ロッテマリーンズ所属。日体大時代、3・4年の時日米大学野球出場、3年秋のリーグで最優秀投手。卒業後、東京ガスで活躍。99年プロ野球・千葉ロッテマリーンズに入団。今年、リーグでは史上初の4年連続30セーブを、五輪では金メダルを目指す。
種目・結果 名前 ふりがな
サッカー(FW)
予選リーグ
アテネ8/11 日本-スウェーデン 1-0
アテネ8/14 日本-ナイジェリア 0-1


アテネ8/20 準々決勝 日本-アメリカ 1-2
丸山 桂里奈
対スウェーデン戦で競り合う丸山桂里奈選手=11日パンテサリコ競技場
(写真提供:共同通信社)
丸山 桂里奈 まるやま かりな
体育学部4年生。サッカー部所属。2002釜山アジア大会銅メダル。03年W杯、04五輪アジア予選出場。今回初の五輪出場を果たす。日本チームは1996年アトランタ五輪以来2度目。

※MF・近賀(きんが)ゆかり(体育学部2年・日テレ所属)がバックアップメンバーとして発表された。
     
 
 

「2004 アテネオリンピック壮行会」

→ “アテネオリンピック日体大関係出場選手”を見る

平成16年6月26日、東京・世田谷キャンパス第1体育館において、「2004 アテネオリンピック壮行会」が行われ、オリンピック本番を間近に控えた貴重な時間のなか、本学関係出場選手21名の内、10名の選手に出席いただきました。

会場は、当日の暑さに1,200名を超える在学生の熱気が加わって開会前からヒートアップ気味でした。そんな中、11時の開会宣言を合図に大きな歓声に包まれ、栄えある選手の入場となりました。

最初に監物永三教授から21名の出場選手が紹介され、長谷川正明学長・古川敏治理事長・池田敬子名誉教授、学生を代表して体育学部3年生の杉本裕行くんから激励の辞が伝えられました。引き続き10名の選手ひとり一人からアテネ五輪に向けての力強い決意が披露されました。そして、応援部によるエールが行われ、アテネでの選手みなさんの活躍を祈念し、心を一つに校歌斉唱がなされ、再び大きな歓声の中、選手退場となりました。

壮行会終了後、長谷川学長から選手ひとり一人に激励金が授与されました。また、出席10名の選手全員が参加しての合同記者会見(25社・56名)が開かれ、再び熱い決意が語られました。

壮行会:写真
会場となった第1体育館 応援団部によるエール
会場となった第1体育館 応援団部によるエール
10選手合同記者会見 記者会見後の選手みなさん
10選手合同記者会見 記者会見後の選手みなさん
 
 

平成16年度JOCスポーツ賞「トップアスリートサポート賞」優秀団体賞受賞


 11月22日、都内ホテルにおいて、財団法人日本オリンピック委員会主催の「JOC感謝の集い」が開催された。 その席上で、選手・指導者を取り巻く環境の整備に努め、それらの活動を積極的に支援することにより、国際競技力の向上に尽力する等、我が国の選手強化の基盤を支えている企業・学校等を表彰することを目的とした、JOCスポーツ賞「トップアスリートサポート賞」の表彰式が行われ、本学は平成16年度同賞優秀団体賞を受賞した。

表彰状

トピックス写真

表彰を受ける長谷川学長
(左はJOC竹田恒和会長)

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