ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
スポーツ文化学部は、本学の教育理念を根幹とし、「独自の教育・研究プログラムを創造的に展開し、我が国の体育・スポーツ界ならびに来るべき知識基盤社会をリードする大学を目指す。また、同時に心身ともに逞しく、明朗活発で、自らが選択した職種の現場において即戦力として活躍できる人材の育成を図る。」という教育目標を掲げて、それを実現するために教育課程(カリキュラム)を編成・実施している。この課程を終えて、学位が授与されるためには、以下のことが求められる。
- 所定の期間在学し、本学の教育理念・教育目標に沿って設定した授業科目を履修して、卒業要件単位数を修得する。
- 体育学(スポーツ科学)及び武道学、伝統芸能の研究を深め、多面的な履修を通じて基礎的な学習能力を養い、日本の「道」の精神に基づく実践的技術を向上させ、国際社会においてスポーツ・体育による貢献のできる専門的な知識を理解するとともに、これらを実践できる力を身につける。
- 学科における専門的学習と学科を横断する学習とを通じて、現代社会において日本の伝統的な文化に根差した国際貢献の役割を深く理解し、課題探究心、問題解決能力、コミュニケーション能力などの総合能力を身につける。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
本学は、建学の精神に基づく教育使命を実現すべく、スポーツ文化学部に武道教育学科、スポーツ国際学科を置き、次の方針のもとに教育課程を編成し実施する。
【武道教育学科】
伝統に由来する体系化された「我が国固有の伝統スポーツ文化」である武道の学修(実践・理論)を通じて、心技体を一体として鍛え、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養い、国家社会の平和と繁栄に寄与する人間形成を育むとともに、さらには伝統芸能を通じて日本の身体文化、精神文化を再確認した上で、国際的交流や貢献を推進するとともに、国際相互理解の増進と国際平和に寄与できるよう、関連する実践的な技術や理論について学修する。スポーツを通じた国際理解、国際平和への貢献・実現に積極的に取り組めるよう、武道教育学科には武道教育と伝統芸能に関する学修領域を設け、より高度な実践力と知識とが体得できる本学独自のプログラムを設ける。
【スポーツ国際学科】
スポーツを通した国際相互理解を基盤として、体育・スポーツによる国際交流を推進し、国際社会にあっては日本の精神文化に立脚した体育・スポーツによる国際支援、国際開発援助を促進するための知識と技術を学修する。スポーツという文化を通して文化的他者を理解するために、異文化理解の学修領域を設けるとともに、異文化において体育・スポーツ指導ができることを目指したスポーツ実践の学修領域も設定することで、より高度な実践力と知識が体得できる本学独自のプログラムを設ける。
- よき市民及び国際人として身につけるべき基本的な素養としての社会人基礎力を形成するため、スポーツ文化学部の学部共通科目では言語コミュニケーションや基礎教養に関わる教養科目と本学独自の総合科目を配し、調和のとれた人間力を高める。
- 武道学、伝統芸能の実践とこれらの文化の領域を包括するスポーツ文化学を専攻する学生として、学部専門科目(理論)と学部専門科目(体育実技)を学修し、スポーツ文化学ならびに武道と伝統芸能の基本的な知識や実践力を修得する。
- 各学科において、当該学問分野の基幹となる学科基礎科目と学科専門科目の学修をするとともに、多様で実践的な科目を通じて、さらに高度な知識や実践力を体得する。
- 体系的かつ専門的な学修を通じて体得した知識、技術等を総合的に活用し、国内外において武道教育、伝統芸能、体育指導、スポーツ国際交流、スポーツ支援、スポーツ国際開発援助などの領域における今日的課題を実践的に解決する力を獲得する。
【武道教育学科】
伝統に由来する体系化された「我が国固有の伝統スポーツ文化」である武道の学修(実践・理論)を通じて、心技体を一体として鍛え、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養い、国家社会の平和と繁栄に寄与する人間形成を育むとともに、さらには伝統芸能を通じて日本の身体文化、精神文化を再確認した上で、国際的交流や貢献を推進するとともに、国際相互理解の増進と国際平和に寄与できるよう、関連する実践的な技術や理論について学修する。スポーツを通じた国際理解、国際平和への貢献・実現に積極的に取り組めるよう、武道教育学科には武道教育と伝統芸能に関する学修領域を設け、より高度な実践力と知識とが体得できる本学独自のプログラムを設ける。
【スポーツ国際学科】
スポーツを通した国際相互理解を基盤として、体育・スポーツによる国際交流を推進し、国際社会にあっては日本の精神文化に立脚した体育・スポーツによる国際支援、国際開発援助を促進するための知識と技術を学修する。スポーツという文化を通して文化的他者を理解するために、異文化理解の学修領域を設けるとともに、異文化において体育・スポーツ指導ができることを目指したスポーツ実践の学修領域も設定することで、より高度な実践力と知識が体得できる本学独自のプログラムを設ける。
アドミッション・ポリシー(入学者受入の方針)
日本体育大学は、「體育富強之基」を建学の精神(教育理念)として、体育及びスポーツを通して全ての人々の願いである「心身の健康」を育むとともに、世界レベルの優秀な競技者・指導者の育成を一貫して追及し続けてきた。本学は、体育・スポーツの科学的研究を基に、競技力の向上や豊かな社会の実現に向け多様な学修(「実践」と「理論」)を展開し、特に身体を動かすことによって、認知された人間の運動感覚(=身体知)の諸問題について、分析や検討を加え、そこから得られた新たな知見を再びスポーツの現場に活かしていこうとする双方向の試みを積極的に展開している。そこで、スポーツ文化学部では、「一般選抜」及び「学校推薦型選抜」等の入試を実施し、一定の基礎学力と運動能力を持ち、我が国固有の「道」の精神性を持つ武道とそれを包括する芸道についての正しい理解とその普及、さらにスポーツ分野における人的、物的な国際交流に関する知的好奇心の旺盛な者を幅広く迎え入れることとしている。本学独自の実践と理論との一体的学修の成果を基に、スポーツを通して国際相互理解や国際交流、国際支援、国際貢献が実現できるよう、眼前の課題に対して総合的かつ実践的な解決を真摯に探究できる者の入学を期待するものである。
【入学時までに身に付けて欲しい学力・能力】
本学は体育及びスポーツの科学的研究を基に、競技力の向上や健康で豊かな社会の実現に向け多様な学修(「実践」と「理論」)を展開している。そこで入学時までに次のような学力や能力を研いて、これらの学修に臨むことが期待される。国語や英語で学んだことを基盤としたコミュニケーション能力、地理歴史や公民等を通じた地球規模で今日の社会を読み解く力、さらには数学や理科等で学んだ思考力に基づき、スポーツ等を客観的に分析する力等である。
【入学時までに身に付けて欲しい学力・能力】
本学は体育及びスポーツの科学的研究を基に、競技力の向上や健康で豊かな社会の実現に向け多様な学修(「実践」と「理論」)を展開している。そこで入学時までに次のような学力や能力を研いて、これらの学修に臨むことが期待される。国語や英語で学んだことを基盤としたコミュニケーション能力、地理歴史や公民等を通じた地球規模で今日の社会を読み解く力、さらには数学や理科等で学んだ思考力に基づき、スポーツ等を客観的に分析する力等である。