学友会クラブ・サークル活動

第92回全国学生相撲選手権大会にて団体優勝!相撲部が学長・副学長に優勝報告を行いました

11月8日、9日に両国国技館において行われた「第92回全国学生相撲選手権大会」にて、本学相撲部が3年ぶり6回目の団体優勝を果たしました。その結果を本日(11/12)谷釜学長、阿部・袴田両副学長に報告いたしました。

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相撲部 齋藤一雄部長のコメント

【大会を振り返って】
「全国学生相撲選手権大会団体・個人完全優勝」が我々相撲部の年間最大目標である。この目標を達成すべく1年間厳しい稽古を積んできた。大会初日(8日)に開催された個人戦においては、主将の中村(4年)が決勝戦まで進出し、大道選手(東洋大4年)と対戦したが惜しくも敗れ、本学としては3年連続の学生横綱、また中村自身は2年ぶりの学生横綱にはあと一歩及ばず準優勝に終わった。
大会2日目(9日)は団体戦が行われ、予選一回戦で東洋大学(前年度優勝校)に2対3で敗れたが、二回戦の専修大学、三回戦の金沢学院大学には無難に勝利し、2勝11点で予選を通過した(4位)。
決勝トーナメント一回戦の相手は今年度西日本学生相撲選手権の覇者・近畿大学であった。先鋒の中村は勝利したが二陣、中堅と敗れ、後がなくなった本学は副将戦・三輪(2年)の相手は玉木選手(3年)である。強烈な突き押しを武器とする玉木選手(183cm.135kg)に対し三輪(174cm.114kg)は、立ち合いから防戦する形となり不利な体勢であったが、最後は土俵際執念の突き落しで勝利を収め、勝負は大将戦にもつれ込んだ。大将の西方(3年)の相手は長内選手(3年)である。負けたら終わりという重い空気の中、西方は立ち合い思い切り良く当たり相手の体勢を崩して突き落しに破り、崖っぷちからの逆転勝利で準決勝進出を決めた。
準決勝の相手は宿敵・日本大学である。近畿大学戦でギリギリの勝負をものにし、勢いに乗った本学は先鋒戦、中村が前日の個人戦で3位・佐々木選手(3年)に対し無難に勝利した。二陣の濵町(4年)の相手は個人戦で敗れている木崎選手(3年)である。流れを一気に持ち込みたいこの場面で、濵町は闘志に勝っていた。立ち合いから思い切りぶちかまし、得意の突き押しで終始攻めたて相手が焦って出てくるところを引き落しに破り、2連勝で王手をかけた。中堅戦、由留部(4年)の相手は沢田選手(3年)である。まわしを取る四つ相撲の沢田選手に対し、由留部は組み合わないよう押し相撲に徹した。立ち合いから互角の展開で、動きの止まらない長い相撲になった。「最後は気力が勝負を分ける」私が稽古場でいつも口にする言葉であるが、4年生になってからも毎日のように泥だらけになって稽古を積んできた由留部は気力に勝り、最後は寄り倒しで見事勝利し4年生の意地を見せた。先鋒からの3連勝で勢いづいたチームは、副将が敗れたものの大将の西方も勝利し、結果4対1で宿敵を撃破した。
迎えた決勝戦、相手は拓殖大学である。この時のために今まで辛い稽古に耐えてきた。ここで勝つために泥まみれになり悔し涙を流してきた。42名の部員全員の気持ちが一つになっていた。そして決勝戦が始まるまでの短い時間、選手たちは今大会一番の気合いと一番の集中力で満ち溢れていた。国技館の広い会場全体が注目する中、先鋒戦。ここまで無敗でチームを牽引してきた中村の対戦相手は久保選手である。立ち合い、土俵際粘り強い久保選手に対して中村は低い姿勢から相手を逃がさず安定した押しを見せ、押し出しに破り、まずはチームの大黒柱が1勝を挙げた。土俵から降りてきた中村が「頼むぞ」と言わんばかりに同級生である濵町の背中を叩く。気合を入れ臨む二陣戦。相手は黒川選手(1年)である。1年生ながらチームのポイントゲッターである黒川選手に対し、濵町は立ち合いからここ一番の素晴らしい突き相撲を見せ、相手が前に出ようとしたところをタイミングの良い引き落しで勝利を収めた。勝負強い濵町らしい見事な一番であった。優勝に王手をかけた中堅戦。由留部の相手は、昨日の個人戦で3位に入賞している宮下選手である。3連勝で優勝を決めたいところであったが、160kgの体を活かした宮下選手の突き落としの前に屈し、勝負は副将戦となった。副将の三輪の相手は拓殖大学主将・後藤選手(4年)である。先に王手をかけているだけに、ここで勝利し優勝を決めたかったが、勝負はそんなに甘くはなかった。まわしを取れば十分かつチャンスがある三輪であったが、相手の執念が勝り優勝の行方は大将戦となった。
学生相撲最高峰の大会、団体戦決勝、2対2の大将戦。誰もが緊張するこの大一番を前に大将の西方は冷静な顔つきで、そして自ら体を叩き、気合を入れて土俵に上がった。相手は小向選手(3年)である。ここまで来たら実力云々より、より勝ちたいと思う気持ちが強い方が勝つとされる一番。会場が静まり返る中、今までの稽古の成果を全てぶつけるような鋭い立ち合いを見せた西方に、小向選手はバランスを崩し、すかさず西方は引き落しを繰り出し相手を土俵に倒した。1秒もかからない一瞬の勝負であった。部員全員が歓喜に沸き大一番を制した本学は、3年ぶり6回目の団体優勝を飾った。

【総評】
この大会のみならず今年一年を振り返って、素晴らしい成績を残せたのは、主将・中村大輝の功績が大である。稽古時間のみならず合宿所での団体生活など細部にわたりチームをまとめてくれた。主将とは試合で勝つことはもとよりだが、気配り、優しさ、品格どれをとってもまさに横綱級の主将であった。特にこの大会に対する中村の思い入れは強く、「絶対に勝つ」という強い闘志にみなぎっていた。個人戦は惜しくも決勝で敗れたが、大学4年間で3度の決勝進出は偉業といえよう。また、団体戦6戦全勝。主将として立派な結果を残してくれた。
次に、副主将・濵町明太郎の存在を忘れてはいけない。特に準決勝、決勝と流れを大きく左右する一番でしっかりと結果を残してくれた。体は決して大きくないが、気持ちの強さで相撲を取る選手である。副主将として立派にチームを支えてくれた。
また、中堅・由留部、副将・三輪もここ一番でいい働きをしてくれたが、今大会で一番印象に残ったのが、大将・西方である。決勝トーナメント一回戦・近畿大学戦や決勝・拓殖大学戦では2対2の大将戦で、ものすごいプレッシャーのかかる一番であったが、堂々とした土俵態度でしっかりと結果を残してくれた。中村から受け継ぐ日本体育大学相撲部主将としての重いバトンもしっかりと受けとってくれたものと期待している。
最後に、全国学生相撲選手権大会団体優勝の本当の意味での功労者は試合に出場できなかった34名の部員である。特に、4年生の7人には深く感謝している。自分の出場する試合は終わってしまったにも関わらず後輩に胸を出してくれ、後輩に稽古時間を与えるため4年生自らタオル持ちも率先してやってくれた。夜遅くまでブログの更新の為に時間を費やし、チャンコ会ではレギュラー、後輩に喜んでもらうためいつも美味しい食事を作ってくれた。彼ら34名の存在なくしてこの成績は残せなかったであろう。まさにこの優勝は42名の部員全員で勝ち取った優勝である。

 *おかげさまで日本体育大学相撲部員42名の一年間の目標であります、全国学生相撲選手権大会団体戦で3年ぶり6度目の優勝をすることが出来ました。この優勝はここまで日本体育大学相撲部を支えていただき物心にわたるご援助を賜った、日本体育大学相撲部OB会、日本体育大学相撲部後援会の皆様。また、日本一の稽古環境を与えてくださった、学校法人日本体育大学ならびに日本体育大学の皆様のおかげと深く感謝申し上げます。今年度は、全国学生相撲選手権大会、東日本学生相撲選手権大会と選手権2冠、選抜大会と合わせて4冠に輝くことが出来ました。あと残された大会は、12月7日に両国国技館で開催されます全日本相撲選手権大会です。この大会でも上位を日体大関係者で独占し、しっかりと一年を締めたいと考えております。
この結果に満足することなく、これからも精進してまいりますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

・なお、大会の模様は「日体大相撲部ブログ」http://blog.livedoor.jp/nittaidaisumo/に掲載されております。


20141112sumo3.jpg          後列左より  中村(4年)、濵町(4年)、由留部(4年)、橋本(4年)、伏見(4年)
          前列左より  西方(3年)、三輪(2年)、南(2年)

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