学友会クラブ・サークル活動

中村大輝(武道学科2年)が第90代学生横綱 ~第90回記念全国学生相撲選手権大会個人優勝~ 

第90回記念全国学生相撲選手権大会が平成24年11月10日、東京・両国国技館で開催され、個人戦において、武道学科2年の中村大輝が優勝し、第90代学生横綱の栄冠を獲得した。
なお、本学からの学生横綱は、2000年垣添徹(大相撲・雷親方)、2010年明月院秀政(大相撲・幕内 千代大龍)に続き三人目となる。

中村(学生ランキング2位)は、予選を無難に勝ち上がり、決勝トーナメント準決勝で、学生ランキング1位の遠藤選手(日本大学)と対戦した。今年度の学生ランキング1位、2位の対戦を事実上の決勝戦とみる関係者も多く、注目された一番となった。相撲巧者の遠藤選手に対し、中村は強烈な立ち合いから相手を突き起こし、終始攻め続け最後は押し倒しに破った。この一番は、わずか1~2秒の攻防であったが、非常に内容の濃い一番であった。

決勝戦、相手は奇しくも昨年の決勝の相手である正代選手(東京農業大学3年)。大会史上初となる決勝戦2年連続同一カードに、館内は興奮と緊張でこの日最高の熱気に包まれていた。昨年は中村が自分の得意な型になり攻め続けたが、土俵際で正代選手の引き落としに敗れ、悔しい思いをしただけに是が非でも勝ちたい一番であった。様々なものを背負い、プレッシャーに打ち勝ちここまで勝ちあがってきた両者を前に、仕切りに入った瞬間、館内は一瞬静寂に包まれた。注目の立ち合い、中村は正代選手の強烈なかちあげに対し、臆することなくぶちかまし組み止めた。そこから中村は土俵際まで攻められるが、持ち前の強靭な足腰と勝利への執念で残し、最後は焦って出てきた相手を左からの肩すかしに破り昨年の雪辱をはらした。

 

相撲部 齋藤一雄部長のコメント

中村は昨年のこの大会で、一年生ながら決勝戦まで勝ち進んだが、惜しくも敗れ悔しい準優勝に終わっていた。NHKの放送中でも紹介されていたが、この一年間、この悔しい一番を思い出し辛い稽古を乗り越えてきたであろう。奇しくも同じ相手と決勝戦を戦うとは誰も予想していなかったであろうが、この日の中村にとって相手は誰であろうと関係がなかった。
試合前の私からのアドバイスは、相手が誰でも「立ち合いしっかり当たりなさい」と初戦から決勝戦まで同じことを繰り返し告げていた。なぜなら、現在の中村の実力は、自分の相撲を取れさえすれば誰が相手であろうと負ける相手はおらず、敵は自分自身の迷いであり「弱気な心」であると考えていたからである。
準決勝戦の遠藤選手(日本大学・主将)との一番は、特に素晴らしい内容で、立ち合いから終始攻め込み、相手を圧倒した。決勝戦の相手は、正代選手(東京農業大学3年)。忘れようとしても忘れられない相手である。緊張からか立ち合い若干硬くなり、相手十分の体勢になってしまったが、中村は慌てず、最後まで自分の相撲を取りきり学生横綱の称号を獲得した。
2年生での学生横綱は立派である。大学入学以来の目標の一つを獲得したことは本人にとっても嬉しいことであるし、本学にとっても喜ばしきことであろう。
今後の中村にとっての目標は、個人戦ではこの大会の連覇と全日本選手権での優勝、団体戦では東日本学生相撲選手権の4連覇と全国学生相撲選手権の奪還である。
今後の活躍がますます期待される選手である。

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