研究所概要
所長あいさつ
日本体育大学は1928年アムステルダム大会から、これまで多くのオリンピック・パラリンピック選手を輩出してきました。1952年のヘルシンキ大会では、二つの銀メダルと一つの銅メダルを獲得し、夏季大会に出場した選手は2023年7月現在で計414名、冬季大会に出場した選手は計49名に上ります。2020東京オリンピック・パラリンピック大会では59名のオリンピアンと10名のパラリンピアンが大会出場を果たし、4つの金メダル、7つの銀メダル、5つの銅メダル、合計16個のメダルを獲得いたしました。
このように多くの選手が大会出場を果たし、メダルを手にしてきた功績を記録に残すことは、この研究所が設立される以前は本学の課題でありました。それがこの研究所の設立により「メダリストの軌跡」を蓄積し発表できる環境が整い、その役割をオリンピックスポーツ文化研究所が果たすことができるようになったことは、歴代の研究所所長の先生方のお力添えがあったからであると心から感謝しております。
さて、オリンピックスポーツ文化研究所の目的は①オリンピックの歴史、理念の研究(文献収集、国際的な研究情報の収集)、②オリンピック理念の教育(トップアスリート、学生、指導者)、③日体大におけるオリンピックの歴史の構築、④ドーピングの倫理、社会学的研究、⑤ドーピング防止教育(アスリート、指導者)、⑥日本スポーツ文化の研究、⑦「オリンピック博物館」あるいは「日体大オリンピック記念館」等の発展についての検討であります。この中でも特にオリンピックの価値教育は幅広くなってきており、こうした研究も、これまで同様に蓄積しながらそれらをまとめて、学生の教育や研究に役立たせていくことができると考えます。
大学は研究と教育の場であり、それらを現場に返していく役割も担っています。今後は学生のみならず、多くの人たちに還元できる場を提供していきたいと思います。そのためにも、所員のみならず多くの方々のご協力とご支援をお願い申し上げます。
オリンピックスポーツ文化研究所
所長 依田充代
研究所員一覧
役職 | 名前 | 学部 | 役職 | 専門 |
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所長 | 依田 充代 | スポーツマネジメント学部 | 教授 | 体育スポーツ科学系 |
所員 | 石井 隆憲 | スポーツマネジメント学部 | 教授 | 体育スポーツ科学系 |
佐藤 浩 | スポーツマネジメント学部 | 教授 | 身体教育系 | |
須永 美歌子 | 児童スポーツ教育学部 | 教授 | 体育スポーツ科学系 | |
関根 正美 | 体育学部 | 教授 | 体育スポーツ科学系 | |
津田 博子 | 体育学部 | 教授 | 身体教育系 | |
成田 和穂 | 保健医療学部 | 教授 | 健康医療系 | |
波多腰 克晃 | スポーツ文化学部 | 教授 | 体育スポーツ科学系 | |
日比野 幹生 | スポーツマネジメント学部 | 教授 | 体育スポーツ科学系 | |
松瀬 学 | スポーツマネジメント学部 | 教授 | 体育スポーツ科学系 | |
松本 真咲 | 体育学部 | 教授 | 身体教育系 | |
伊藤 由美子 | スポーツマネジメント学部 | 准教授 | 身体教育系 | |
門屋 貴久 | スポーツ文化学部 | 准教授 | 身体教育系 | |
亀山 有希 | 児童スポーツ教育学部 | 准教授 | 体育スポーツ科学系 | |
齋藤 雅英 | スポーツ文化学部 | 准教授 | 教育福祉系 | |
佐野 昌行 | スポーツマネジメント学部 | 准教授 | 体育スポーツ科学系 | |
松浪 登久馬 | スポーツ文化学部 | 准教授 | 体育スポーツ科学系 | |
安達 瑞保 | 体育学部 | 助教 | 体育スポーツ科学系 | |
金 善淑 | スポーツマネジメント学部 | 助教 | コーチング系 | |
福井 元 | スポーツ文化学部 | 助教 | 体育スポーツ科学系 | |
渡邊 瑛人 | 体育学部 | 助教 | 体育スポーツ文化社会学コース | |
関口 雄飛 | 体育学部 | 助教 | オリンピックスポーツ文化研究所 |