競技説明

パラ水泳
パラ水泳

パラ水泳メインイメージ
パラリンピックの水泳は競泳のみで、ルールは基本的にはFINA(国際水泳連盟)のものと同じだが、障がいの種類や程度によって「ルールの例外」を設けている。
例えば、視覚障がいの選手の場合、ターンやゴールタッチの時に壁にぶつかってしまう危険があるので、コーチがタッピングバーという棒を使って選手の身体に触れ、壁の接近を知らせることが認められている。また、飛び込んでスタートすることが困難な選手には、水中からのスタートが認められている。
選手は障がいの種類や程度、運動機能によってクラス分けされ、クラスごとに競技を行う。

競技方法

FINA(国際水泳連盟)のルールでは、スタート、ターン15mを除いて、体の一部が常に水面上に出ていなければならないが、障がい度がS1~S5の選手は1ストロークに1回、体の一部が出れば違反にはならない。これは、重度の選手の場合、両手背泳で泳ぐ選手がおり、大きく手を伸ばした際に頭が水没するために緩和された措置である。
Look
見どころ
パラリンピックに出場するためには、国際パラリンピック委員会水泳部門(IPC-SW)の定める「標準記録」を突破することが最低条件となり、トップクラスの選手が競い合うパラリンピックでは、オリンピックと同じくらいの記録がたたき出される場合もある。
富田宇宙が出場する男子400m自由形は8月25日、窪田幸太が出場する男子100m背泳ぎS8は8月27日。リオ大会では日本選手団は7個のメダルを獲得。東京2020大会でのメダル獲得に期待が高まる。
参考:東京2020組織委員会公式ウェブサイト
プール
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