トライアスロンは、スイム(水泳)・バイク(自転車ロードレース)・ラン(長距離走)の3種目を、この順番で1人のアスリートが連続して行う耐久競技。ラテン語の「3」を意味する「トライ」と、「競技」を意味する「アスロン」を組み合わせて名付けられた。
1974年に初めてアメリカで競技大会が開催された比較的新しいスポーツ。2000年シドニー大会から正式競技となり、男女とも実施されている。
東京2020大会では、新種目として男女による混合リレー(1チーム=男女各2人。計4人が出場)が行われる。個人種目に比べて1人当たりの距離が短いリレーでは、スピード感あふれるレースが注目される。
個人は、スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmの、合計51.5kmで着順を争う。男子のメダリストは1時間45分ほど、女子のトップは2時間を切るスピードで駆け抜けてゆく。
混合は、女子→男子→女子→男子の順でつなぎ、4人目の選手がゴールしたタイムで順位を争う。1人あたりスイム300m、バイク6.8km、ラン2km。