競技説明

自転車競技
自転車競技

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1896年第1回アテネ大会から実施されている競技。種目は1996年アトランタ大会でマウンテンバイク、2000年シドニー大会でトラック種目に日本で発祥したケイリン、2008年北京大会でBMXレース、東京2020大会ではトラック種目でマディソンが、BMX種目でフリースタイルが追加された。

BMXレーシング

BMXとはBicycle Motocross(バイシクル・モトクロス)の略。1970年初頭にアメリカのカルフォルニアでの子ども達の遊びから発展してレースになったもの。
1982年には世界選手権大会が開催され、2008年北京大会より正式種目となる。
レースは、最大8人がゲートからスタートして約460mのコースを走行して順位を競い、競技時間も40秒程度で決着がつく。
東京2020大会のコースは、スタートは高さ8mもあるスタートヒル(傾斜約35°)からスタート。選手が一斉に坂を駆け下り、大きな起状と急カーブのコースで高々とジャンプを繰り返してゴールを目指す。
順位はタイムとポイントの両方で決まる。1ヒート6人のライダーが4ヒート、3ラウンド行って順位を決め、上位16人のライダーが準決勝に進む。決勝は8人で行われる。

トラック(マディソン)

トラックはすり鉢状の傾斜がついた競技場(オリンピックでは1周250m)で実施。チームスプリント、スプリント、ケイリン、チームパーシュート、オムニアム、マディソンの6種目。
マディソンは、2人1組のペアでポイントを獲得していくレース。レース中に選手が交代しながら男子は50km、女子は30kmを走って競う。選手交代の際に待機選手の体に触れなくてはいけない。高速走行中の選手が交代時に、待機中だった選手を加速するために手を引いて放つ「ハンドスリング」が見どころ。
Look
見どころ
BMXレーシング女子、マディソン女子は、両方とも東京2020大会ではじめておこなわれる種目。
7月29日にBMXレーシング女子で畠山紗英、 8月6日にマディソン女子で中村妃智が登場する。
参考:東京2020組織委員会公式ウェブサイト
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