バドミントンが五輪の正式競技に採用されたのは1992年のバルセロナ大会。
リオ大会では女子ダブルスで高橋礼華・松友美佐紀ペアが金メダル、女子シングルスで、奥原希望が銅メダルを獲得。女子ダブルス、シングルスともに2大会連続メダルに期待がかかる。
男子シングルスでは桃田賢斗が国際大会に復帰したのち一気に日本人男子選手として初の世界ランク1位に駆け上がり世界王者となり、東京2020大会での活躍が期待される。
高さ1m55cmのネットを挟んで選手が対面し、シャトルコックと呼ばれる羽がついたコルクをラケットで打ち合うのが基本的なルール。
試合はシングルス、ダブルスともにラリーポイント制の3ゲームマッチ(2ゲーム先取制)で行われ、先に21点を先取したほうがそのゲームの勝者となる。20-20で並んだ場合は延長戦となり、2点差がつくまで行われる。ただし、29-29になった場合は、どちらかが30点に達した時点で終了となる。
シングルスは1組3~4人ずつで12~16組に分かれて総当たりのリーグ戦が行われ、各グループで1位になった選手が決勝トーナメントに進む。
ダブルスは4ペアずつの4つのグループに分かれてリーグ戦が行われ、それぞれの上位2組が決勝トーナメントに進む。