辻 沙絵
ツジ サエ
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Competition
陸上競技T47
profile
助教
2020年度修了
※各競技団体の承認を経て、日本パラリンピック委員会(JPC)に推薦され、JPCの承認により正式決定となります。
私の挑戦で人々に勇気を与えたい
「辻 沙絵」とはどんな人ですか?
目標が定まるとそこに向かってなりふり構わず進めるタイプだと思います。失敗してもめげずに次の対策を考え動きます。
パラ陸上の競技の魅力や楽しさ、難しさはなんですか?
さまざまな障害を持つアスリートが、自身の肉体や道具、ガイドなど試行錯誤しながら自分自身の限界突破に向けて取り組んでいるところが面白いと思います。
ただ障害によって健常者と比べて欠けているところを埋めたら記録が出るといものではなく、それぞれの障害の特性や道具の選び方、使い方によってパフォーマンスが大きく左右されるところが難しいとこです。
日本代表に選ばれたときの心境をお聞かせください。
2回目の出場が決まり、本当に嬉しかったですし、安心しました。
リオ大会と比較して、競技面や心境で変化はありますか?
リオのときはよくパラリンピックや陸上のことを理解せず、ただ勢いで行った大会でした。この5年間、モチベーションを維持することや結果を残すことの難しさを感じながらトレーニングしてきて、東京大会ではトレーニングしてことを100%出し切りたいと考えています。
これからのあなたの競技・試合で、注目してほしいと思う点はなんですか?
400mは後半から乳酸が出てとても苦しい競技ですが、最後の苦しい場面でいかに耐えて前に進めるかを注目していただきたいです。
あなたにとって「パラリンピック」とはなんですか?
ありのままの自分自身を受け入れるきっかけをくれたものです。