出場選手紹介

三上 紗也可

ミカミ サヤカ
三上紗也可
© 産経新聞社

Competition

飛込女子3m飛板飛込

競技会場:東京アクアティクスセンター
競技日程

profile

日本体育大学
体育学部2年
米子DC

好きな言葉、座右の銘
「毎日信じる」
これまで、私は怪我をして思うように練習ができなかった期間が度々ありましたが、目標を見失わずに、毎日自分を信じて練習したことが、今の自分につながっていると感じているからです。

「三上紗也可」とはどんな人ですか?
負けず嫌いです。昔から遊びやスポーツなどで誰かに負けることや、他人にできて自分にできないことが悔しいと思うことが多く、よく怪我をしていました。

※各競技団体の承認を経て、日本オリンピック委員会(JOC)に推薦され、JOCの承認により正式決定となります。
interview
オリンピックの飛込競技でメダルを獲得した日本代表選手はいないので、第1号になりたいです!

日本代表に選ばれたときの心境をお聞かせください。

日本代表としての責任を背負って試合に臨むことにプレッシャーを感じつつ、世界の舞台で競うことがとても楽しみです。

現在、練習で心掛けていること、注力していることは?

今は水しぶきを少なく抑えるために、入水の練習に力を入れています。トップ選手と入水技術の差が大きく、一種目あたり15点以上違うのでその差を埋められるように尽力しています。また、私が出場する3m飛板飛込競技は踏切動作の際、失敗する可能性が高いので、踏切動作を失敗しても、演技は美しく、かつ、ノースプラッシュでフィニッシュできるように心掛けて練習しています。

これからのあなたの競技・試合で応援の際、注目してほしいと思う点は?

水しぶきが全く立たない現象をノースプラッシュと称するのですが、多くの選手がノースプラッシュの演技をするので、そこを注目して観ていただきたいです。また、私は他の選手と比べて小柄な体格ですが宙返りのスピードでは他の選手に負けないと思うのでそこを観ていただきたいです。

同郷である入江聖奈選手(ボクシング)の印象、入江選手と一緒にオリンピックに出場することについて教えてください。

小学校、中学校と同じ学校でしたが、最初の印象は、毎年行われるマラソン大会で、毎回大差で1位を獲っていて、とにかく脚が速い人だなと認めていました。また、話すと、とても面白い人だなという印象でした。お互いが小学校低学年から競技を始めて、中学、高校で国際大会に出場していて、とても良い刺激になりました。入江選手の試合のニュースを見ると、私も頑張ろうという気持ちになれます。オリンピックでは一緒にメダルを獲得できるように頑張ります。

あなたにとって「オリンピック」とは?

オリンピック大会は、地球上で最大のスポーツイベントです。実社会を構成する様々な領域や分野がかかわり、国籍を問わず老若男女が注目する大会だと思います。幼い頃から、オリンピックで金メダルを獲得することを競技の目標としていたので、私にとってオリンピックは、競技に臨む上で、特別で最高の舞台です。

競技者として今後の抱負を教えてください。

オリンピックで金メダルを取ることが私の競技人生の最終目標なので、その実現のために邁進します。また、オリンピックを通じて自己を表現することで、アスリートとして身体能力を追求する姿勢や自らを律しようとする努力、さらには目標を達成しようとするプロセスや行為そのものを示すことにより、スポーツの価値やスポーツの力を現わして、スポーツに興味を持った幼い子どもたちが夢や目標を掲げるきっかけなってもらえるよう尽力するほか、これから未来を見据える少年の生き方の模範となるような行動や思考を心掛けていきたいと考えています。

オリンピック出場選手
パラリンピック出場選手