出場選手紹介

東 晟良

アズマ セラ
東晟良
© 産経新聞社

Competition

フェンシングフルーレ

競技会場:幕張メッセ A・Bホール
競技日程

profile

日本体育大学
体育学部4年

好きな言葉、座右の銘
「初心を忘れない」
どのレベルに達したとしても、基礎を忘れてしまっては応用はできないので、基本を大切にし、初心を忘れないことが大切だと思うからです。

「東 晟良」とはどんな人ですか?
性格はよく、マイペースと言われることがあります。自分でも、そのように思います。
そして、何かと忘れることが多いです。置き忘れとか、話す内容とかです。

※各競技団体の承認を経て、日本オリンピック委員会(JOC)に推薦され、JOCの承認により正式決定となります。
interview
個人・団体共にメダルを獲得。
姉と一緒に出場するので、助け合いながら頑張ります!

日本代表に選ばれたときの心境をお聞かせください。

日本代表に選ばれた時は本当に嬉しかったです。
オリンピックに出場することは、小さい頃からの夢だったので、まずはその夢がかなえられたことが嬉いです。
そして、何より、姉と一緒に日本代表に選ばれたことが嬉しくて、一緒に喜びました。
オリンピックに出場するということは、家族の夢でもあるので、家族の夢もかなえることができてよかったです。

日本代表に選ばれて自分の中で変化したことや他代表選手から刺激を受けたことは?

日本代表に選ばれて、もっと頑張らなければとさらに思うようになりました。
オリンピックに出場するということだけでは意味がないので、しっかりと自分の最高のパフォーマンスを本番で出せるように、1日1日の練習を大切にするようになり、練習への意識も変わりました。
他の選手が頑張っていると、自分も頑張らなければと、いつも良い刺激を受けます。

姉・莉央選手はどのような存在でしょう?

姉の存在は、切磋琢磨しあえる良い存在です。
フェンシングを始めた時から、ずっと一緒に練習してきているので、良きライバルであり、お互いサポートをし合うことができ、なくてはならない存在です。
競技中以外は、普通の姉という感じです。

現在、練習で心掛けていること、注力していることは?

現在は、自分の得意なアッタクをさらに集中して練習しています。
オリンピックまで残り少なくなってきているので、新しい技を習得するというよりも、今自分が持っていることを本番で出せるように練習をしています。

これからのあなたの競技・試合で応援の際、注目してほしいと思う点は?

注目してほしい点は、自分の得意なアタックです。他の選手よりも伸びのあるアタックをすることができるので、注目してほしいです。
そして、もう一つは、自分は海外の選手よりも身長が低いので、相手よりもフットワークを使ってフェンシングをするので、そこにも注目して見ていただけたらいいなと思います。

あなたにとって「オリンピック」とは?

オリンピックとは、「夢」です。
オリンピックに出場することは小さいことからの夢だったので、他の大会に比べて特別な大会だと思っています。

日体大に入学し、競技や人間面で成長したと思うことは?

日体大に入学し、競技により専念することができ、練習時間を確保することができたり、練習の質がよくなったりと、競技力を向上することができました。
そして、日体大に入学し、さらに応援・サポートしてくれているということを実感し、その人たちのためにも頑張ろうと思いました。

コロナ禍による影響や、それにどのように対処されたかを教えてください。

コロナにより、練習時間や練習場所が制限させる時期があり、最初は戸惑いましたが、徐々になれてきて、姉と一緒にメニューを作って実行したり、工夫をして練習に取り組むことができました。
しかし、コロナでマイナスなことばかりではなく、普段の練習からでは学べないことや、課題も見つかり、プラスの面もありました。

コロナ禍等による困難な時代に、スポーツはどのような役割を果たせるでしょうか?

スポーツは人に勇気、元気、やる気など、たくさんのパワーを与えることができるものだと思っています。
そして、スポーツは人を感動させる力があり、人の心を動かすことができるものです。

競技者として今後の抱負を教えてください。

東京オリンピックの後のパリオリンピックを目指し、引き続き頑張ります。
そして、パリオリンピックを目指すのはもちろんのこと、ワールドカップや世界選手権でも活躍し、強い選手になることをこれからも目指します。
世界レベルで結果を残し、今までに応援してきてくれた人たちへ感謝の気持ちを伝えられるように頑張りたいと思います。
オリンピック出場選手
パラリンピック出場選手