PARIS2024大会
競技説明
オリンピック
レスリング
レスリング
レスリングは、伝統的にグレコローマンスタイルとフリースタイルの2つのスタイルに分類される。競技は円形のマットで行われ、通常は2ピリオド制で進行される。各ピリオドは3分間であり、ピリオド間には30秒の休憩が設けられている。試合は相手の両肩を同時に1秒間以上マットに押さえつけることでフォールが成立し、そのピリオドの勝者となる。ただし、フォールが決まらない場合は、ポイントによって勝敗が決定される。
グレコローマンスタイル
グレコローマンスタイルでは腰より下をつかんだり足を使ったりする攻撃が制限されており、選手は腕などの上体だけを使って相手を攻撃する。胸と胸を合わせた高い構えから繰り出される投げ技や胴へのタックルなど、非常にダイナミックな技術が求められる。
フリースタイル
フリースタイルでは制約が少なく、全身のどの部分を攻撃しても構わない。下半身へのタックルも認められており、より多様な技術が展開される。スピード感あふれる技の攻防が見どころとなっている。
ポイント(得点)
ポイントは、技の種類によって1点から5点まで設定されている。たとえば、寝技からの投げ技は5点になる。また、相手の腰をロックして横に1回転するローリングは2点が与えられる。勝敗はポイントで決定されるため、戦略性と技術のバランスが重要となる。 なお、グレコローマンスタイルでは8点差、フリースタイルでは10点差がついた場合、その場で試合が終了する。これをテクニカル・フォールと呼ぶ。
見どころ
古くから日体大関係者を中心にメダルを獲得してきた競技のため、今大会もメダルが期待される。競技は8月5日から始まる。
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パラリンピック出場選手
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