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マラソンスイミング

競技説明-マラソンスイミング
マラソンスイミングは、海や川、湖といった自然環境の中で行われる水泳競技。選手は10kmの距離に挑み、泳ぎ切るのに2時間前後の時間を要する。優れた持久力、筋力に加え、集中力が求められる。 マラソンスイミングが、10kmレースとして新しく競泳競技のひとつとして加えられたのは、2008年北京オリンピックと歴史は浅い。 泳ぎ方に規定はなく、多くの場合はクロールで泳ぐが、給水や疲労時などには背泳ぎの選手もいる。選手は、海底に立っても失格にはならないが、歩くことや、ジャンプすることは禁止されている。力強く泳ぎ続ける体力を求められるほか、波や水温の変化・天候・潮流などを読み、戦略を組み立てながら泳ぐ技術や知識が求められ、これが勝利の鍵となる。特にフィニッシュに向けたラスト3キロでは、選手同士の熾烈な駆け引きが始まり、これにうまく対応することが最終順位に大きく影響する。屋内競技とは違い、自然の中で泳ぐため、様々な知識や経験、テクニックが求められるのもこの競技の魅力の一つ。給水の際は監督やコーチが給水用竿「フィーディングポール」で飲み物を渡す。選手がそれを泳ぎながら飲むのはこの種目ならではの光景。
Look
見どころ
マラソンスイミングは、予選ラウンドのない一発勝負。男女ともに出場選手が一斉にスタートするシングルレース。初出場の蝦名愛梨は8月8日、東京五輪に続き2大会連続の出場である南出大伸は8月9日に登場!高い泳力と、諦めない気持ちの強さを生かした泳ぎに期待したい。

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