採点方法は長年にわたって10点満点制が採用されていたが、2006年に上限のない現行の採点方法に改正された。現行の採点方法では、技がどれだけ難しいのかを得点化したDスコア(技の内容など演技価値点)と、演技の完成度を得点化したEスコア(演技の美しさや出来栄え点)の合計得点を争う。 技の難しさに応じて得点がつけられるDスコアに上限はなく、種目によっては高難度の技を連続して行うことで「組合せ点」が加算される。ただし、跳馬は一つの技で決まるため、それぞれの技のDスコアがあらかじめ決められている。技の出来栄えを評価するEスコアは10点を満点とし、落下や姿勢の乱れによって減点されていく。