PARIS2024大会
競技説明
オリンピック
アーチェリー
アーチェリー
弓で矢を放ち、標的を射て得点を競うアーチェリー。直径122cmの標的(ターゲット)は、選手から70mの距離に設置され、選手は試合を有利に運ぶために矢をできるだけ標的のセンターの近くに放つ必要がある。標的は、中心から黄、赤、青、黒、白で10分割されており、もっとも小さい10点の円が直径12.2cm。そこから外に向かって1点ずつ少なくなっている。 オリンピックでのアーチェリー競技の種目は、男女各個人、男女各団体(男女各3名)、混合(男女各1名)の5つ。
個人種目
個人種目は、ランキングラウンドから始まり、64名の選手は72射放ち、その合計得点によるランキングに応じて決勝トーナメントの組み合わせが決まる。選手は、ランキングラウンドの後、ファイナルまで1対1のノックアウト(勝ち抜き)形式でトーナメントを戦う。組み合わせは、ランキングラウンドの順位に応じて、1位の選手と64位の選手が対戦、2位と63位が対戦、以降、同様の並びとなる。
団体・混合種目
団体種目は、個人種目3名のランキングラウンドの合計得点を用いて決勝トーナメントの組み合わせを決める。上位4位のチームは、不戦勝となり準々決勝まで進む。他のチームはノックアウトトーナメントで戦うことになる。混合種目も同様に、ランキングラウンドの結果を用いてシードチームと決勝トーナメントの組み合わせを決定することになっている。
見どころ
一流選手たちが、どれだけ周囲に影響されず自分のパフォーマンスができるかが、この競技一番の見どころ。矢をつかえ、引き、狙いを定めて射る瞬間の緊張感や、矢が的に命中する爽快感には目を奪われる。 矢は的に当たるまで放物線の軌道を描くが、風の影響を受けやすいため、選手は周囲の環境を観察し、天候の変化にも迅速に対応することが求めらえる。安定した記録を出すためには、集中力や精神力に加え、72射もするランキングラウンドに対応するための持久力も求められる。男子予選は7月25日に開始され、日本体育大学からは斉藤史弥が出場する。
オリンピック出場選手
パラリンピック出場選手
日体大の練習施設紹介
競技説明一覧