出場選手紹介

髙橋 幸平

タカハシ コウヘイ
髙橋幸平詳細

Competition

パラアルペンスキー LW9-2

競技会場:国家アルペンスキーセンター
競技日程

profile

日本体育大学3年

北京2022オリンピック・パラリンピックに向けた意気込み
人生2度目となる今大会は、私にとって特別な大会です。前大会は、何もかもが初めてで準備が十分とは言えませんでした。今回は違います。4年という貴重な時間を過ごし、その中で大きな成長もできていると実感しています。前大会とは違った「髙橋幸平」をお見せできるよう精進してまいります。

スキー部の戸塚優斗選手に向けてのエール
同じスキー部の後輩がオリンピックに出ること、誇りに思います。全力で頑張ってきてください。テレビの前で応援しています。

※各競技団体の承認を経て、日本オリンピック委員会(JOC)に推薦され、JOCの承認により正式決定となります。
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平昌から北京までの間でご自身の競技や心境で変化はありましたか?

心境の変化が一番大きいと思います。スキーへ対する思いが増しより一層スキーが好きになりました。

あなたにとって「パラリンピック」とはなんでしょう?

スキー人生のゴール地点です。ここでのメダルを夢見て今までやってきたので北京で力を試したいです。

これからの時代に、パラ・スポーツはどのような役割を果たせるでしょうか?

前回の平昌大会から初めてテレビで放送されるようになりました。パラスポーツの注目度は少なからず増しています。
周りへの元気と勇気を与えることができる日が来ると信じています。

日体大に入学した理由、入学後の感想を教えてください。

農業高校に通っていたこともあり、農業大学に進学を考えていました。しかし、両親の助言で、スキーと農業を天秤に掛けた時、今やるべきことはスキーだと気づかされ、進学を決意しました。
得意分野ではないスポーツ関連の勉強は大変ですが、その中でも気付きが多くありますし、授業で学んだことをスキーに活かせるといった面では、他選手より利点ではないかと思います。

これからのあなたの競技・試合で応援の際、注目してほしいと思う点はなんでしょう?

私は、特に回転競技(SL)が好きです。私の障害上右足には力があまり入りませんが、その中でも踏ん張ってターンをしている所に注目していただきたいです。

パラアルペンスキーの魅力は?

自分にとってのやりがい
パラアルペンスキーに限らず、スキー・アルペンスキーは、広い雪山を颯爽と滑り降り、その中で、うまくいったターンがあると大きな喜びがあります。また自分の、限界に挑戦し、タイムアップを狙って滑るスキーは魅力に感じています。

観戦者にお勧めの見どころ
パラアルペンスキーは、色々な障害を持った人の集まりです。同じ障害でも滑り方が一人一人違う(工夫)をしていのでそこが魅力だと感じています。

ご自身の一番の強み・持ち味はなんでしょうか?

私の障害クラスの中で、一番だと自負もある、俊敏に動けるといったところです。体が反応するのでミスしたときでもすぐリカバリーができるのだと思います。

目標に向けて努力する在学生へエールをお願いします。

私が小さい頃からお世話になっているスキーチームのコーチの言葉を借りますが、まず、何事も楽しむことだと思います。それに付け加え、私が思うことは、自分がやりたいこと・スポーツ競技を好きになるということではないでしょうか。

競技者として、今後の抱負を教えてください。

まず初めに、前大会平昌大会で応援してくださった岩手県、町民の皆さんにはこの4年で成長した姿をお見せします。
そして、日体大の皆さん、スキー部関係者の皆さん。少しでも私のことを知ってもらえたら嬉しく思います。
最後にはなりますが、パラリンピックでのメダル獲得を目標にこれからも精進してまいりますので応援のほど宜しくお願いいたします。
オリンピック出場選手
パラリンピック出場選手