本学修了生が日本運動・スポーツ科学学会にて優秀論文賞を受賞
研究活動
2025.06.20(金)
研究活動
2025.06.20(金)
この度、本学大学院体育学研究科体育学専攻博士後期課程を2025年3月に修了した大徳紘也さんが、日本運動・スポーツ科学学会 第32回大会において、優秀論文賞を受賞されました。
大徳さんの受賞論文は、大学院在籍中に取り組まれた研究「大学空手組手競技者における成績別による戦術意識の差異」に関するものです。
大徳さんの今後のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。
大徳さんコメント
このたびは、一般社団法人 日本運動・スポーツ科学学会より優秀論文賞という栄えある賞を賜り、誠に光栄に存じます。
本論文は、私が博士論文を執筆するにあたり、研究者としての出発点となる極めて意義深い研究成果であり、今回このような形で評価をいただけたことを大変嬉しく思っております。
これまで私は、実際の競技における出来事を対象としたパフォーマンス分析を通じて、主に客観的な評価を行ってまいりました。その中で、より実践的なコーチング支援につながる知見の創出を目指し、大学院での研究活動では計量テキストマイニング分析を活用し、戦術意識の客観的評価に取り組んでまいりました。
本論文では、大学空手組手競技者を成績別に分類し、量的・質的データを用いた分析と検討を行いました。研究結果から競技成績が上位の選手は試合場面や状況に応じて明確に戦術意識を表現していたなど成績別の戦術意識の特徴を示すことができました。また、常々パフォーマンスと戦術意識の両側面からアプローチすることで、異なる競技レベルのアスリートに対し、より柔軟かつ効果的なコーチングの実現が可能になると私自身考えておりました。審査の先生方に本論文が戦術的コーチングの発展に資する研究としてご認識いただけたこと、大変光栄であり、研究者として大きな励みとなりました。
本研究の遂行にあたり、多大なるご指導とご助言を賜りました西山哲成教授ならびに大石健二教授に、心より深く感謝申し上げます。また、審査に携わってくださった先生方にもこの場をおかりし厚く御礼申し上げます。
今後もこの受賞に恥じぬよう、研究活動に一層邁進し、学術および実践の両面で貢献できるよう努めてまいります。
大徳さんの受賞論文は、大学院在籍中に取り組まれた研究「大学空手組手競技者における成績別による戦術意識の差異」に関するものです。
大徳さんの今後のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。
大徳さんコメント
このたびは、一般社団法人 日本運動・スポーツ科学学会より優秀論文賞という栄えある賞を賜り、誠に光栄に存じます。
本論文は、私が博士論文を執筆するにあたり、研究者としての出発点となる極めて意義深い研究成果であり、今回このような形で評価をいただけたことを大変嬉しく思っております。
これまで私は、実際の競技における出来事を対象としたパフォーマンス分析を通じて、主に客観的な評価を行ってまいりました。その中で、より実践的なコーチング支援につながる知見の創出を目指し、大学院での研究活動では計量テキストマイニング分析を活用し、戦術意識の客観的評価に取り組んでまいりました。
本論文では、大学空手組手競技者を成績別に分類し、量的・質的データを用いた分析と検討を行いました。研究結果から競技成績が上位の選手は試合場面や状況に応じて明確に戦術意識を表現していたなど成績別の戦術意識の特徴を示すことができました。また、常々パフォーマンスと戦術意識の両側面からアプローチすることで、異なる競技レベルのアスリートに対し、より柔軟かつ効果的なコーチングの実現が可能になると私自身考えておりました。審査の先生方に本論文が戦術的コーチングの発展に資する研究としてご認識いただけたこと、大変光栄であり、研究者として大きな励みとなりました。
本研究の遂行にあたり、多大なるご指導とご助言を賜りました西山哲成教授ならびに大石健二教授に、心より深く感謝申し上げます。また、審査に携わってくださった先生方にもこの場をおかりし厚く御礼申し上げます。
今後もこの受賞に恥じぬよう、研究活動に一層邁進し、学術および実践の両面で貢献できるよう努めてまいります。

