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北京体育大学スポーツ交流派遣団(2025)の報告について
国際交流
2025.03.14(金)

2025年2月26日から3月2日にかけて、日本体育大学の教職員(団長:水野増彦副学長・兼務学友会会長、バスケットボール部長:藤田将弘、サッカー部長:矢野晴之介、総務部副部長:亀山有希、国際交流センター事務長:中村学史)・学生計37名が北京体育大学とのスポーツ交流プログラムに参加しました。本交流は、両大学の国際的なスポーツ教育の発展を目的とし、男子バスケットボール部・男子サッカー部の学生が合同練習や試合を通じて技術を磨き、文化交流を深める貴重な機会となりました。




北京体育大学での活動
学術交流と公式会談
到着初日には、北京体育大学の高副学長との会談が行われ、両大学の学術・研究交流の発展、教員の相互招聘、シンポジウム開催の可能性について意見交換がなされました。
 また、夜には北京体育大学主催の歓迎晩餐会が開かれ、両大学の親睦を深めました。

水野副学長と高副学長との会談の様子
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キャンパスツアーとスポーツ交流
翌日は、北京体育大学の施設見学を行い、最先端のスポーツ科学設備やトレーニング環境を視察。その後、スポーツ交流プログラムがスタートしました。
 サッカー部・バスケットボール部は、それぞれ北京体育大学の学生と合同で授業や練習に参加し、異なる指導スタイルや戦術を学ぶ機会を得ました。

キャンパスツアー風景
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授業風景
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合同実技授業の様子
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白熱した交流試合
スポーツ交流の締めくくりとして、バスケットボールとサッカーの交流試合が実施されました。バスケットボールの試合では、終盤まで接戦が続き、日本体育大学チームが82対85の僅差で惜敗。サッカー部もハイレベルな試合を展開し、2対0で日本体育大学チームが勝ちました。
試合後には、互いのプレーについて意見交換を行い、学び合いの場となりました。
バスケットボール試合中の熱戦の様子
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バスケットボール試合後
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サッカー試合中の熱戦の様子
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サッカー試合後の交流の様子
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文化交流と現地体験
スポーツの枠を超えた文化交流として、希望者を対象に北京市内観光も実施されました。
 万里の長城の壮大な景色を堪能した後、市内の胡同(伝統的な路地)を巡り、北京の歴史と文化に触れる機会を持ちました。

万里の長城訪問の様子
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解散式の様子
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総括
今回の交流は、2023年に締結されたMOU(大学間協定)と、2024年のMOA(交流プログラム協定)を基に実施され、学術・スポーツの両面で充実した内容となりました。
 学生たちは合同授業や試合を通じて、競技力向上だけでなく、異文化理解や国際的な視点を養う貴重な経験を得ることができました。さらに、両大学の教職員間では、今後の共同研究や教育連携の可能性についても具体的な議論が交わされました。
一方で、スケジュール調整や競技間の相互理解など、次回に向けた改善点も見えてきました。今後も、両大学の友好関係をより一層深め、継続的なスポーツ・学術交流を推進していく所存です。
今回の交流を支えてくださった北京体育大学の関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。