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【相撲部】全国大学選抜相撲宇佐大会で個人優勝!全国選抜大学・社会人対抗相撲九州大会で団体優勝!個人優勝!
競技大会
2022.05.11(水)

5月3日(火)に行われた第61回全国大学選抜相撲宇佐大会において花田秀虎(武道教育学科3年)が個人優勝を果たしました。また、5月5日(木)、福岡県久山相撲場において第30回全国選抜大学・社会人対抗相撲九州大会が行われ、本学相撲部は5大会ぶり3回目の団体優勝を果たし、個人戦で宇佐大会に続き花田秀虎が優勝を果たしました。
 

相撲部 齋藤一雄部長のコメント

【宇佐大会個人戦を振り返って】 
5月3日に行われた宇佐大会の個人戦では、花田が決勝戦に進出し、昨年度全日本相撲選手権3位に入賞しているオドフー選手(東洋大学4年)との対戦となった。
花田は立ち合いで右前みつを引くと、すかさず上手出し投げを繰り出しオドフー選手に勝利し、優勝を成し遂げた。花田は試合が進むにつれて動きのキレが増していき、下馬評通りの力を見せ新シーズンの開幕戦を好成績で切ることができた。
団体戦では、昨年度のアマチュア横綱で今年度主将の中村泰輝がケガで欠場し、その中で臨んだがゲスト8という結果であった。チームとしては次戦に向けて課題が残る結果となった。
 
【九州大会団体戦・個人戦を振り返って】 
今大会は、大学と社会人によって争われる3人制の大会である。5月3日の宇佐大会では個人戦こそ優勝できたものの、団体戦はベスト8で敗退したため、この九州大会では是が非でも優勝すると選手は気合いが入っていた。
本学は予選を3勝9点の同率1位で通過することができた。続く決勝トーナメント一回戦の長崎県チームに3対0で勝利、準決勝戦の金沢学院大学に3対0で勝利し、決勝戦にコマを進めた。
決勝戦の相手は近畿大学であった。先鋒の石崎涼馬(武道教育学科4年)が敗れ、後がなくなり迎えた中堅戦。チョイジルスレン(武道教育学科4年)の相手は藤澤選手(4年)であった。藤澤選手には先に行われた宇佐大会で敗れている相手であり、チョイジルスレンは次こそ必ず勝つとリベンジに燃えていた。勝負を左右する立ち合い、相手の中に潜って相撲を取ることが得意の藤澤選手に対し、チョイジルスレンはそれを阻止すべく徹底した突き押しで攻め立て、この攻めが見事にはまり最後は押し出しで勝利した。
1対1となり勝負の大将戦、花田秀虎(武道教育学科3年)の相手は三田選手(3年)であった。三田選手は高校時代に世界ジュニア相撲選手権で中量級優勝の実績を持つ選手である。動きが素早く相手を翻弄する相撲を取る三田選手に対し、花田は体がぶれることなく三田選手を上回る攻めの速さで最後は叩き込みで下し、優勝を決めた。
この結果本学は5大会ぶり3回目の団体優勝を果たした。
また、個人戦では花田が決勝戦でムンクサイハン選手(佐賀県)を押し出しに破り優勝を果たし、宇佐大会に続き個人戦2冠を達成した。1回戦から決勝まで危なげない相撲で勝利し、九州の相撲ファンをうならせる圧巻の相撲であった。
最後になりましたが、宇佐大会、九州大会では力強い応援、多くの差し入れを頂きご支援いただきました皆様、本当にありがとうございました。
 
~相撲部~
 日本体育大学アスレティックデパートメント 令和4年度重点強化種目
 
なお、試合の詳細は日体大相撲部ブログでご覧いただけます。
http://blog.livedoor.jp/nittaidaisumo/
 
宇佐大会個人優勝花田
九州大会個人優勝花田
九州大会団体優勝