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天皇杯第70回全日本相撲選手権大会で3年生の中村泰輝が個人優勝、第70代アマチュア横綱に輝く!
競技大会
2021.12.08(水)

令和3年12月5日(日)両国国技館において天皇杯第70回全日本相撲選手権大会が開催され、中村泰輝(武道教育学科3年)が優勝し、第70代アマチュア横綱を獲得しました。本学からは昨年度優勝者の花田秀虎に続き2年連続4人目の快挙となりました。また、本学助手であり相撲部コーチの松園大成も3位に入賞しました。  

相撲部 齋藤一雄部長のコメント

大会を振り返って

 全日本相撲選手権大会は、社会人、大学、高校の大会成績優秀者のみが出場することが許されるアマチュア相撲最高峰の大会である。今年度も昨年度同様コロナ禍にあり試合形式が全てトーナメント戦(124名)による大会開催となった。
 本学からは学生、コーチを含め15名出場し、そのうち中村泰輝(武道教育学科3年)、花田秀虎(武道教育学科2年)、嘉陽快宗(武道教育学科4年)、松園大成(助手・コーチ)の4名がベスト8に進出した。
 準々決勝戦では中村が今年度高校横綱である落合選手(鳥取城北高校)に上手投げで勝利、本学所属同士の対戦となった松園と嘉陽は押し倒しで松園が勝利し、準決勝に進んだ。昨年度優勝者の花田は惜しくも敗れベスト8であった。
 準決勝戦、中村の対戦相手はオドフー選手(東洋大学3年)であった。中村は190cm、170kgの恵まれた体格を生かした押し相撲で攻め、最後は突き出しで勝利した。松園は神﨑選手(近畿大学4年)に敗れ2年連続の3位となった。
 決勝戦、中村の対戦相手は神﨑選手であった。神﨑選手は190cm、150kgと中村同様恵まれた体格を有しており、10月に行われた全国学生相撲選抜大会では個人準優勝の実績を残す実力者である。立ち合い、中村は胸から、神﨑選手は頭から強烈な当たりを繰り出すと、中村は相手の体が少し伸びたところをすかさず右を差し、そのまま素早い攻めで寄り切って優勝を決めた。
 中村は実力を出し切れなかった昨シーズンを払拭する素晴らしい相撲で、今シーズンは東日本選手権、東日本体重別選手権135kg以上級、全国体重別選手権135kg以上級で優勝し、限られた大会の中、素晴らしい成績を収めた。
 以上の結果、中村泰輝が優勝し第70代アマチュア横綱に輝き、松園大成も3位に入賞した。
 なお、全日本選手権に先駆けて行われた、来年度アメリカで開催予定の第11回ワールドゲームズアジア枠決定戦では、軽量級で林怜哉(武道教育学科4年)、中量級で今関俊介(武道教育学科4年)がそれぞれ優勝した。
 会場で応援して頂いた皆様、インターネット配信より応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。
 
試合の動画は下記URLの『(公財)日本相撲連盟【LIVE】』のチャンネルよりご覧いただけます。
https://youtu.be/xhvzIcxOe2s
天皇杯第70回全日本相撲選手権大会で3年生の中村泰輝が個人優勝、第70代アマチュア横綱に輝く!_01
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