「第99回全国学生相撲選手権大会」で相撲部が7年ぶり7回目の団体優勝!!
競技大会
2021.11.10(水)
競技大会
2021.11.10(水)
11月6日、7日に大阪府堺市大浜公園相撲場において行われた「第99回全国学生相撲選手権大会」で、本学相撲部は7年ぶり7回目の団体優勝を果たしました。
「全国学生相撲選手権大会団体・個人完全優勝」が我々相撲部の年間最大目標である。この目標を達成すべく1年間厳しい稽古を積んできた。大会初日(11月6日)に開催された個人戦においては、昨年度のアマチュア横綱である花田秀虎(武道教育学科2年)が決勝戦まで進出し、川副選手(日本大学4年)と対戦したが惜しくも敗れ、本学としては3年連続の学生横綱にはあと一歩及ばず準優勝に終わった。
大会2日目(11月7日)は団体戦が行われ、予選一回戦の明治大学、二回戦の駒澤大学、三回戦の拓殖大学に対し、いずれも5対0で勝利し3勝15点で予選を通過した。(予選1位)
決勝トーナメント一回戦の相手は、予選でも対戦した拓殖大学であり、5対0で勝利し準決勝へコマを進めた。
準決勝の相手は宿敵日本大学であった。日本大学には昨年度の全国学生相撲選手権大会(インカレ)で敗れており、「インカレの借りはインカレで返す」とチームで気合を入れて勝負に臨んだ。
先鋒の石崎涼馬(武道教育学科3年)と二陣のチョイジルスレン(武道教育学科3年)が敗れ、次負ければ敗退という後がない状況で迎えた中堅戦。一昨年の学生横綱である中村泰輝(武道教育学科3年)の相手は、大会初日の個人戦で優勝した川副選手であった。誰もがプレッシャーで固くなってしまうところであるが、中村は違った。190cm、175kgの体格を生かした強烈な立ち合いからの攻めで一度も引くことなく、寄り倒しで勝負を決めた。
副将戦、今関俊介(武道教育学科4年)の相手は、春山選手(日本大学3年)であった。今関は173cm、98kgと小兵ではあるが、唯一の4年生メンバーとして、予選から全勝でチームをけん引してきた。今関は持ち前の相撲センスとスピードで相手の攻めをかわすと瞬時に相手を叩き込み勝利を収めた。小兵の選手の勝利に会場が湧く大勝利であった。
2対2で迎えた大将戦、花田の相手は川渕選手(日本大学2年)であった。勝てば決勝進出が決まる大事な一番であったが、花田は落ち着いた相撲を取り、相手を寄り倒しに破り勝利した。これにより0対2という崖っぷちからの逆転勝利で決勝進出を決めた。
決勝戦、相手は近畿大学であった。近畿大学には10月に行われた全国学生相撲選抜大会の決勝戦で敗れており、西日本の強豪校である。また、近畿大学も準決勝戦で0対2からの逆転勝利で勝ち上がっており、本学と全く同じ状況であった。
先鋒戦、石崎の相手は三田選手(近畿大学2年)であった。石崎は立ち合い、鋭く当たるとそこから強烈な押しとのど輪で攻め立て、そのまま押し倒しで勝利した。この勝利で流れを引き寄せた本学は、二陣のチョイジルスレンが藤澤選手(近畿大学3年)に勝ち、中堅の中村が神﨑選手(近畿大学4年)に勝利し、先鋒からの3連勝で見事優勝を成し遂げることができた。
新型コロナウイルス感染対策で会場への入場制限がかかり、現地に来ることができず、寮で応援してくれた部員を含め45名全員で掴んだ7年ぶり7回目の団体優勝であった。
また、お忙しい中会場にお越しいただきました松浪健四郎理事長ご夫妻をはじめ、会場で応援して頂いた皆様、インターネット配信より応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。
なお、試合の動画は下記URLの『(公財)日本相撲連盟【LIVE】』のチャンネルよりご覧いただけます。※団体Aクラスは2:18:00あたりから始まります。
https://youtu.be/cmNt0TMJWMw
日本体育大学アスレティックデパートメント 令和3年度重点強化種目
相撲部 齋藤一雄部長のコメント
【大会を振り返って】「全国学生相撲選手権大会団体・個人完全優勝」が我々相撲部の年間最大目標である。この目標を達成すべく1年間厳しい稽古を積んできた。大会初日(11月6日)に開催された個人戦においては、昨年度のアマチュア横綱である花田秀虎(武道教育学科2年)が決勝戦まで進出し、川副選手(日本大学4年)と対戦したが惜しくも敗れ、本学としては3年連続の学生横綱にはあと一歩及ばず準優勝に終わった。
大会2日目(11月7日)は団体戦が行われ、予選一回戦の明治大学、二回戦の駒澤大学、三回戦の拓殖大学に対し、いずれも5対0で勝利し3勝15点で予選を通過した。(予選1位)
決勝トーナメント一回戦の相手は、予選でも対戦した拓殖大学であり、5対0で勝利し準決勝へコマを進めた。
準決勝の相手は宿敵日本大学であった。日本大学には昨年度の全国学生相撲選手権大会(インカレ)で敗れており、「インカレの借りはインカレで返す」とチームで気合を入れて勝負に臨んだ。
先鋒の石崎涼馬(武道教育学科3年)と二陣のチョイジルスレン(武道教育学科3年)が敗れ、次負ければ敗退という後がない状況で迎えた中堅戦。一昨年の学生横綱である中村泰輝(武道教育学科3年)の相手は、大会初日の個人戦で優勝した川副選手であった。誰もがプレッシャーで固くなってしまうところであるが、中村は違った。190cm、175kgの体格を生かした強烈な立ち合いからの攻めで一度も引くことなく、寄り倒しで勝負を決めた。
副将戦、今関俊介(武道教育学科4年)の相手は、春山選手(日本大学3年)であった。今関は173cm、98kgと小兵ではあるが、唯一の4年生メンバーとして、予選から全勝でチームをけん引してきた。今関は持ち前の相撲センスとスピードで相手の攻めをかわすと瞬時に相手を叩き込み勝利を収めた。小兵の選手の勝利に会場が湧く大勝利であった。
2対2で迎えた大将戦、花田の相手は川渕選手(日本大学2年)であった。勝てば決勝進出が決まる大事な一番であったが、花田は落ち着いた相撲を取り、相手を寄り倒しに破り勝利した。これにより0対2という崖っぷちからの逆転勝利で決勝進出を決めた。
決勝戦、相手は近畿大学であった。近畿大学には10月に行われた全国学生相撲選抜大会の決勝戦で敗れており、西日本の強豪校である。また、近畿大学も準決勝戦で0対2からの逆転勝利で勝ち上がっており、本学と全く同じ状況であった。
先鋒戦、石崎の相手は三田選手(近畿大学2年)であった。石崎は立ち合い、鋭く当たるとそこから強烈な押しとのど輪で攻め立て、そのまま押し倒しで勝利した。この勝利で流れを引き寄せた本学は、二陣のチョイジルスレンが藤澤選手(近畿大学3年)に勝ち、中堅の中村が神﨑選手(近畿大学4年)に勝利し、先鋒からの3連勝で見事優勝を成し遂げることができた。
新型コロナウイルス感染対策で会場への入場制限がかかり、現地に来ることができず、寮で応援してくれた部員を含め45名全員で掴んだ7年ぶり7回目の団体優勝であった。
また、お忙しい中会場にお越しいただきました松浪健四郎理事長ご夫妻をはじめ、会場で応援して頂いた皆様、インターネット配信より応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。
なお、試合の動画は下記URLの『(公財)日本相撲連盟【LIVE】』のチャンネルよりご覧いただけます。※団体Aクラスは2:18:00あたりから始まります。
https://youtu.be/cmNt0TMJWMw
日本体育大学アスレティックデパートメント 令和3年度重点強化種目

