ご挨拶

事業実施主任
須永 美歌子Sunaga Mikako
日本体育大学
児童スポーツ教育学部 児童スポーツ教育学科教授
ベストパフォーマンスを発揮するために、コンディショニングは必要不可欠です。特にトレーニングや食事の内容によって変化する体重・体組成を測定することは、アスリートにとって非常に重要です。しかし、近年では女性アスリートの三主徴(利用可能エネルギー不足、視床下部性無月経、骨粗鬆症)が過度な食事制限やオーバートレーニングによって引き起こされることがわかっており、選手や指導者に対する「体重・体組成管理における正しい知識の普及」は喫緊の課題であるといえます。
また、女性は思春期になると、月経周期を有するようになります。月経周期に伴う性ホルモン濃度の大きな変化は、エネルギー代謝や体組成に影響を与え、体重を一定に保つことを難しくする一因となっています。このような体重・体組成のコントロールや月経周期に関する問題は、障がいのあるなしに関わらず同じように抱えていると思われ、インクルーシブ(包括的)なアプローチが必要だと考えられます。
本事業では、月経周期という女性の内分泌特性を考慮した安全かつ効率的な体重・体組成管理法を開発することを目的としています。
プロジェクトメンバー
氏名 | 大学 | 学部 | 役職 | 研究室 |
---|---|---|---|---|
須永 美歌子 | 日本体育大学 | 児童スポーツ教育学部 | 教授 | 運動生理学研究室 |
中里 浩一 | 日本体育大学 | 保健医療学部 | 教授 | 運動生理学研究室 |
岡本 孝信 | 日本体育大学 | 体育学部 | 教授 | 運動生理学研究室 |
岡田 隆 | 日本体育大学 | 体育学部 | 准教授 | 運動器外傷学研究室 |
小嶋 新太 | 日本体育大学 | 保健医療学部 | 教授 | スポーツコンディショニング研究室 |
米地 徹 | 日本体育大学 | 体育学部 | 教授 | ラグビー研究室 |
村田 由香里 | 日本体育大学 | 保健医療学部 | 准教授 | 表現運動(器械器具系)研究室 |
瀬尾 京子 | 日本体育大学 | 体育学部 | 教授 | 体操競技研究室 |
水野 洋子 | 日本体育大学 | アスレティックデパートメント | スポーツ専門職 | 陸上競技部パラスポーツブロック |
樋口 毅史 | 日本体育大学 | 保健医療学部 | 准教授 | 運動器外傷学研究室 |
野村 一路 | 日本体育大学 | スポーツマネジメント学部 | 教授 | 生涯スポーツ学研究室 |
田中 信行 | 日本体育大学 | 体育学部 | 教授 | アダプテッドスポーツ学研究室 |
山田 満月 | 日本体育大学 | 体育学部 | 助教 | 運動生理学研究室 |
亀本 佳世子 | 帝京大学 | スポーツ医科学センター | 助手 |